Appleが「ミリ波(mmWave)」の5Gに対応したiPadを開発している、と台湾メディアDigiTimesが報じています。
5G対応iPadのリリース時期は不明
DigiTimesによれば、5G対応iPadのアンテナ・イン・パッケージ技術は、台湾のAdvanced Semiconductor Engineeringによって供給されるとのことです。デバイスを5Gに対応させるには生産コストがさらにかかるため、ハイエンドモデルであるiPad Proが5G対応となる可能性が濃厚とされています。
5G対応iPhoneは2020年秋の発売が見込まれていますが、5G対応iPadについてはリリース時期に関する記載は今のところないようです。
通常、新機能はiPadよりも先にiPhoneに搭載されるものですが、2012年9月発売のiPhone5よりも前に、2012年3月にLTE対応の第3世代iPadがリリースされたように、例外もあります。
5Gには「ミリ波(mmWave)」と「サブ6GHz(sub-6GHz)」の2種類の周波数帯が存在しますが、昨年12月に著名アナリスト、ミンチー・クオ氏は、Appleはサブ6GHzに対応していない国や地域では、ミリ波でない方の5G機能を無効にするか、5Gの浸透率を浅くし、デバイスの購入価格を低く抑えるだろう、との予測を発表しています。
次期iPad ProにはTOFセンサーが搭載されるとの噂も
2020年前半に発売されるiPadに、高精細の3D認識が可能なTOFセンサーが搭載される、と韓国メディアET Newsが先日報じたばかりです。
ET Newsの報道が正しければ、iPhoneよりも先にiPadにTOFセンサーが搭載されることになります。
TOFセンサーは光が周囲の物体に反射して戻ってくる時間を計測して正確な距離や位置関係を測定するセンサーであり、周囲5mほどの空間を正確に測定できるとされているため、拡張現実(AR)や仮想現実(VR)への活用が期待されています。
Source:MacRumors
(lexi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-271683/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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