米イリノイ州のオークブルックにあるApple Storeで2月22日、計10,000ドル(約108万円)相当のiPhoneが盗まれました。
狙われやすいiPhone
Apple製品は決して安くありません。しかし安くないだけあって、ブランドとしての価値はライバル製品とは比べ物になりません。
例えば、Samsungの提示する下取り価格で、自社スマートフォンよりもiPhoneの方が高いという事実は、いかにiPhoneユーザーがApple製品を好んでおり、iPhoneが中古市場でも価値を有しているかの裏返しでしょう。
ところがこうした状況に目をつけ、Apple Storeで強盗を企もうとする輩が跡を絶ちません。イリノイ州で22日に発生したApple Storeでの盗難事件では、3人の男性が10台のiPhoneを強奪、車に乗って逃げていったそうです。
盗難に遭ったiPhoneの機種は不明ですが、10台で約10,000ドルとされていることから、最新モデルが狙われたのではないかと考えられます。
Apple側も対策講じる
Appleも盗難には手を焼いており、2018年に全米各地で模倣犯が相次いだ際には、ストア内に警察官を配備したこともあります。
ただし、2019年9月にオーストラリアで発生した強盗事件の際には、警察が取材に対し、Appleが盗まれたデバイスを特定して無効化して無価値にしたと述べました。この際、同年5月にAppleが特許を申請した、未購入のiPhoneがストアから一定以上離れると起動や使用ができなくなるシステムが注目を集めました。
とはいえ、盗難対策のために技術を開発して特許を申請しなければならないAppleの気苦労は計り知れません。
Source:ABC News
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-272475/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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