LINE株式会社は、LINEのトーク画面上で家電操作が可能な「Clova Bot」の提供を開始。また、株式会社アイリッジと共同で、IoT住宅を体験できるモデルルーム「LINE Clova IoT体験モデルルーム」を2月1日より一般公開する。
家電の遠隔操作
「Clova Bot」は、同社の展開するAIアシスタント「Clova」において、LINEのトークルーム画面でのタッチ操作やテキスト入力による家電操作が可能となるサービスであり、「LINE Clova」公式アカウントから利用できる。80,000点以上の家電に対応しており、どこからでも鍵の施錠やエアコンのオン・オフなどの操作が可能となるのだ。
また、住宅のIoTスマートホーム対応を手がけるアイリッジとともに、LINEならではのIoT住宅を体験できるモデルルーム「LINE Clova IoT体験モデルルーム」を、スマートハウジング豊洲まちなみ公園にて2月1日~2月9日の期間限定で一般公開する。「Clova」に「ねぇClova」と話しかけるだけの家電操作や、「Clova Bot」による家電操作も体験できるようだ。
シンプル操作でより快適に
近年の家電のIoT化により、スマートホームの数は増加傾向にある。一方で、「家電ごとの専用アプリを使い分けるのが複雑」「スピーカーに話しかけることに、なかなか慣れない」という声も少なくないようだ。
そんな中登場した「Clova Bot」は、スマートフォンひとつであらゆる家電の操作、使い慣れたLINEでの家電操作ができるため、より便利な生活を実現するという。
同サービスの操作は、友だち登録した「LINE Clova」公式アカウントのトーク画面を開き、タッチ操作もしくはテキスト入力するだけというシンプルさが特徴。例えば「照明つけて」と、一言メッセージを送るだけで、どこからでも家の照明を操作できるのだ。照明をつけると「Clova Bot」はトーク画面上に「オフにする」というボタンを表示する。照明を消したいときは、このボタンをタップするだけで、メッセージ送信すら不要だ。
同社は、「Clova WAVE」、スマートディスプレイ「Clova Desk」などさまざまなスマートスピーカーに「Clova」を搭載し、天気やニュース、音楽を聞くことや、LINEメッセージのやり取り、無料通話など音声操作を通じた体験を提供してきた。このたびの遠隔操作を可能にした「Clova Bot」は、人々の暮らしをより快適にするかもしれない。使った感覚・快適さが気になる人は、「LINE Clova IoT体験モデルルーム」へ足を運んでみてはどうだろうか。
- Original:https://techable.jp/archives/116185
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
Amazonベストセラー
Now loading...