石井和美の家電やりすぎ比較レビュー 衣類スチーマー 5モデル 【No.1】日立/CSI-RX2


Warning: Attempt to read property "ID" on bool in /home/minory/minory.org/public_html/news/wp-content/plugins/feedwordpress/feedwordpressboilerplatereformatter.class.php on line 116

Warning: Attempt to read property "user_nicename" on bool in /home/minory/minory.org/public_html/news/wp-content/plugins/feedwordpress/feedwordpressboilerplatereformatter.class.php on line 116

Warning: Attempt to read property "display_name" on bool in /home/minory/minory.org/public_html/news/wp-content/plugins/feedwordpress/feedwordpressboilerplatereformatter.class.php on line 119

今回比較するジャンルはこちら

衣類スチーマー 5モデル

アイロン台を出す手間が不要で、出かける前など、時間のない時にはとりわけ便利な衣類スチーマー。衣類をハンガーにかけたまま手軽にシワとりができることから、ここ数年で人気が高まっている。今回はアイロンとしても使用できる2WAYタイプを試してみた。スチームではシワを取り切れない襟や袖口なども、2WAYタイプなら安心だ。両方使いやすい、バランスのよい製品を選びたい。

こんな厳しいテストをしました!

POINT 1 スチーム量

  • スチーム量をチェック。公称よりも強く感じるもの、弱く感じるものなどさまざまだ。スチームが出る方向などもチェックした。

POINT 2 かけやすさ(スチーム)

  • スチームが効率よく衣類に届くか、確認する。またスチームにムラなどがないか、綿シャツのシワがスムーズに伸びるかどうかをチェック。

POINT 3 かけやすさ(プレス)

  • 放射温度計を使ってかけ面の温度を実測。ガンコなシワがついてしまった綿シャツを使い、一般的なアイロンと同様、シワが伸びるかどうかを確認。

POINT 4 操作性

  • 握りやすさや実際に持ってみた体感的な重さをチェック。ボタンの配置、水の入れやすさなどのお手入れなども含めて評価する。

POINT 5 立ち上がり時間

  • 朝の忙しい時間などは、1秒でも早く適温になってほしいもの。早く立ち上がれば、それだけ時短につながる。実際に計測してみた。

POINT 6 連続使用時間

  • ボタンを押している間だけスチームが出るものや、ずっと出続けているものなど、スチームの出方はさまざまで、使用時間は使い方によって異なる。

MODEL 1
日立
CSI-RX2

実勢価格:9680円

機能のバランスよし

スチーム噴出口が十字にレイアウトされていることが特徴で、スチームが広範囲に広がる。従来機に比べてスチーム量が約27%アップしたほか、スチームの温度を高温・中温から選べるようになった。中温ならウールやポリエステルの素材なども当て布を使わずに手入れができる。かけ面がダイヤ型なので、アイロンとして利用する際も全方向に動かしやすい。また、先端が細くなっているのでボタンまわりの細かい部分にも適している。ワンプッシュ連続スチーム機能も追加された。

SPEC

スチーム持続時間 約5分
スチーム量 約14g/分
タンク容量 約70mL
立ち上がり時間 約30秒
温度調節 低(約100℃)、中(約135℃)、高(約170℃)
オートオフ機能
サイズ 約175×85×125mm(幅×奥行き×高さ)
本体質量 約690g
消費電力 950W
付属品 ブラシアタッチメント、注水カップ、スタンド

 

01 スチーム量

スチームはパワフルで、広範囲に効率よく当たる。ボタンを押してもスチームが出るまでに時間がかかる衣類スチーマーもあったが、同製品は2秒ほどでスチームが出たのでストレスがなかった。ただ、たまに湯滴が出ることがあったのは気になった。

02 かけやすさ(スチーム)

本体は約690gと軽い。重心バランスがよく、軽く感じる。スチームは一ヶ所に集中することなく広がるので、ムダなく広範囲を短時間でスチームを当てられる。セーターやコートなど、厚めな生地に染み込んだ焼肉やタバコの匂いとりも簡単にできた。

03 かけやすさ(プレス)

かけ面の最高温度は162℃(実測)。ガンコなシワがついてしまったシャツをプレスしてみた。高温・中温・低温から選ぶことができ、高温を使うとシワがきちんと伸びる。菱形で先が少し尖っているので、ボタンまわりなど細かい部分のプレスもラクにできた。

04 操作性

スチームボタンを1度押すだけで、1分間連続でスチームが出る。ボタンを押し続けなくてすむので、角度を変えてもボタンを気にすることなく、ラクにスチームできる。
スチームボタンは人差し指のところにあり、ボタンが押しやすい場所に配置されている。付属のブラシアタッチメントをつければ、当て布なしで簡単にホコリなどを取り除きながらケアできる。

05 立ち上がり時間

スチームが使用できる温度設定「高」にして立ち上がり時間を計測したところ、実測で36秒だった。立ち上がり時間は他社と比較すると特別早いわけではないが、スチームボタンを押してからスチームが出てくるまでの時間は早いので、待ち時間のストレスは感じなかった。

06 連続使用時間

スチームボタンを一度押すと約1分間スチームが出続け、途中でやめたいときは再度スチームボタンを押す。連続使用時間は約5分。タンク容量は約70mLしかなく、シャツやセーターは、シワや厚みにもよるが1~2枚というところ。もう少しタンクを大きくして長時間使えるようにしてほしい。

Result

 

広範囲を無駄なく短時間でスチームできる
操作性もよく使いやすい

機能優先の合理的な形で、デザインはいまひとつだが、使い勝手はとてもよい。広いところはスチームでサッとシワを伸ばし、襟回りや袖口をしっかりプレスしたいという場合、どちらも使いやすい。スチームは前後左右に広がり、無駄なく短時間で終わる。ワンプッシュ連続スチーム機能も便利で、手の角度を変えてもボタンを押し続ける必要がないため、手首への負担が少なかった。また、アイロン時はかけ面の温度を高温・中温・低温から選べるので、素材に合わせてプレスもできる。実測値でもかけ面の最高温度は162℃と高温で、ワイシャツなどの厚い襟や袖口も通常のアイロンと同じように使うことができた。


Amazonベストセラー

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA