中国・武漢を中心に広がる新型コロナウイルスの影響で、Appleの人気商品AirPods、特に最新のAirPods Proが、かなりの品薄状態に陥っているようです。
生産再開しても初週は50%の生産量
Nikkei Asian Reviewの報道によると、急速に伸びているAirPodsの需要を満たすため、Appleはサプライヤーに対し今年上半期に4,500万台の生産を発注していました。
しかし中国では、コロナウイルスの拡散を懸念して、ほぼすべてのサプライヤーの工場が2月9日まで稼働停止しています。AirPodsの組み立てを担うLuxshare Precision Industry(Luxshare-ICT)、Goertek、 Inventecの3社は10日に生産を再開する予定ですが、10日の週は通常時の50%程度の数量しか生産できないと見られています。
部品と労働力の不足も問題に
これら3社に部品を供給する部品メーカーが問題なく生産を再開できるかどうかも懸念されています。関係者によれば、Luxshareら組み立てサプライヤーのもとには2週間分の部品しかなく、部品の供給が滞れば、当然ながら完成品の数量が少なくなるためです。
また中国国内での交通規制により、工場での労働力不足も問題となっています。
現時点では、AirPodsの完成品はすべてApple StoreとAppleのオンラインストアにまとめられているようです。つまりその他の公式販売店には製品が配送されていないことを意味します。たとえばAmazon(アメリカ、日本ともに)では、AirPods Proは「一時的に在庫切れ」となっています。
Source:Nikkei Asian Review
(lunatic)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-273359/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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