Apple World Todayの2月10日付の報道から、Appleは、iOS、iPadOS、watchOS、macOSデバイス向けのマップアプリに、オフラインアクセス機能を実装する特許を申請していたことがわかりました。
地図アプリでのオフラインアクセス
地図アプリでのオフラインアクセスとは、モバイルデータ通信やWiFiが利用できない環境でもあらかじめスマホやタブレットなどの本体にダウンロードしておいた地図データを利用することで、内蔵GPSと組み合わせて現在地の確認などに利用できる機能です。
iOS用の登山用アプリなどでも、国土地理院の地図を事前にiPhoneにダウンロードしておくことでオフラインでの利用を可能にしています。
今回の特許の内容
Appleが申請した特許内容からは、ユーザーが事前に指定した範囲の地図データをダウンロードしておき、オフラインでも利用できるようにするという現在一般的な方法だけにとどまらない内容が示唆されています。
これまでの地図アプリでは、ユーザーが操作して地図データの事前ダウンロードを行う必要がありますが、特許名でもある「地図データへのオフラインアクセスのためのユーザーインターフェイス」という点から、Appleがマップの使い勝手の面で大きな改良を進めている可能性があります。
この特許による、新しいユーザー体験への期待
たとえばAppleはこの特許において、ユーザーが自ら地図データをダウンロードする前に、マップアプリが行き先を先読みしてダウンロードを推奨する、といった機能について説明しています。
Appleは自社でハードウェアやOS、マップなど主要なアプリを開発していますので、それらを組み合わせたより使い勝手の良いオフラインアクセス機能が登場するかも知れません。
Source:Apple World Today
(FT729)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-273746/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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