チーズ卸ろし器のようなデザインが特徴の新Mac Proは、最大で1.5TBまでRAM(メモリー)を搭載することが可能です。これだけのRAMで一体どれだけのパフォーマンスを発揮できるのか――GoogleのブラウザChromeのタブを幾つ開けるのかを検証する動画が登場しました。
6,000タブを開いただけでは問題なし?
新Mac ProのRAMは128GBのDDR4 ECCを12枚積むことで、最大1.5TBまで拡張できます。
こうしたMac Proの途方もないパフォーマンスは、ハリウッドの関係者が映像編集目的で利用することが分かっていますが、日常生活ではほぼ“無用の長物”と言っても過言ではありません。
しかし、一体何ができるのか試してみる価値はあるでしょう。ユーチューバーのジョナサン・モリスン氏はスクリプトを組み、1.5TBのRAMを搭載したMac ProでChromeのタブをひたすら開き続けることにしました。
その結果6,000タブを超えた時点で1,430GB前後を消費し、上限である1.5TBにほぼ到達することができました。
この状態でもmacOSはクラッシュする気配がなく、別ブラウザであるSafariを楽々開けることにモリスン氏も驚きを禁じえないようです。タブを高速で切り替えてみても問題なく動作します。
最終的にChromeを強制終了し、一気に全タブの復元をかけ(正常に終了しなかった場合、Chromeは開いていたページを復元することができる)、Chromeをフリーズさせることに成功しますが、それでも他のアプリは正常に動作しました。
ちなみに、AppleのオンラインストアでMac Proをカスタマイズし、1.5TBのRAMを積むには2,750,000円(税別)が必要になります。
Source:YouTube-Jonathan Morrison via iPhone Hacks
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-273837/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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