Foxconn、2月末までに中国国内の生産施設の稼働再開率50%を目指す


 
iPhoneの組み立てを担うFoxconnは、2月の終わりまでに中国国内の生産施設の稼働再開率50%を目指していることがわかりました。

3月中に生産能力の80%までの回復を示唆

Foxconnの会長リウ・ヤン-ウェイ氏は、3月中に生産能力の80%までの回復を目標にしているとも伝えられています。
 
Foxconnは当初、2月10日からの中国国内の生産施設の全面的な再稼働を予定していましたが、鄭州市の生産施設に出勤した従業員数は約16,000名で、生産能力の10%未満にとどまったと報じられました。
 
深セン市、崑山市(こんざんし)の工場については、いまだ確認作業が行われいる最中のようです。

従業員はまだ戻ってきていない?

Appleサプライヤーに独自の情報網を持つアナリストのミンチー・クオ氏は、現地時間2月9日付けのメモの中で、「主要Appleサプライヤーの工場に従業員が戻ってきていない」と報告しています。
 
深セン市のFoxconn工場では、春節の休暇を取らなかった約30%の労働者を含めても、従業員の復帰率は30%〜50%といわれており、Foxconnが生産能力の回復に苦心しているのが伺えます。
 
3月にiPhone SE 2(iPhone9)が発売されると噂されていますが、デバイスの生産遅延を懸念する声も上がっており、依然として先の見えない状況が続いています。
 
 
Source:Reuters via AppleInsider
(lexi)


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