2020年の5G対応スマートフォンの出荷台数は、2019年から10倍以上増加し1億9,900万台になる、との予測を調査会社Strategy Analyticsが発表しました。
2019年から10倍以上の伸び
2020年の5G対応スマートフォンの市場動向についてStrategy Analyticsは、2020年前半は新型コロナウイルスの影響もあり低迷するものの、感染症対策が確立すれば2020年後半には活性化するだろう、と予測しています。
Strategy Analyticsは、2020年の5G対応スマートフォンのグローバル出荷台数は約1億9,900万台で、2019年の約1,900万台から10倍以上の大きな伸びを記録する、と予測しています。
スマホ全体の1%から15%に急成長する5Gモデル
スマートフォン全体における5Gモデルの割合は、2019年の1%から2020年には15%へと拡大する見込みです。
一方、スマートフォン全体の出荷台数は、2020年は13億6,400万台と、2019年の14億1,300万台から約3.5%減少すると予測されています。
なお、調査会社Gartnerは先日、スマートフォン市場における5G対応モデルのシェアが、2023年には50%を占める、との予測を発表しています。
5Gスマホの販売、90%は日本含む5カ国
2020年の5Gスマートフォン販売台数の9割は、中国、アメリカ、韓国、日本、ドイツの5カ国に集中する、とStrategy Analyticsは予測しています。
活発な経済成長を続けるインドやインドネシアといった大規模市場では、5G対応モデルが主流になるのは1年か2年先になる見通しです。
秋には5G対応の「iPhone12」が発売か
2020年秋には、5G対応の「iPhone12」が発売されると期待されています。
「iPhone12」には、Qualcomm製の5G用モデムチップに、Appleの自社開発によるアンテナが組み合わせられると報じられています。
Source:Strategy Analytics via iClarified
Photo:Intel/YouTube
(hato)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-275157/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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