中国本土のApp Storeでアプリ内課金を行うゲームは今後ライセンスが必要に

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中国本土のApp Storeの規制に変更が加えられ、アプリ内課金を行うゲームは、今後中国当局が発行するライセンスが必要となることが明らかになりました。

中国国外の企業にとってライセンスの取得は高価なものに

Appleは、中国本土でのApp Storeでは今後ライセンスが必要になることを開発者に通達しました。有料アプリの提供、もしくはアプリ内課金を行う開発者は、当局が発行したライセンス番号を提出する必要があります。
 
ライセンス番号の提出は、6月30日までに行わなければなりません。なお、アプリ内広告により収益を上げるアプリは、今のところライセンス登録が免除されています。
 
中国当局が発行するライセンスを得るためには、承認プロセスをクリアする必要がありますが、中国国外の企業にとっては高価なものとなる可能性が指摘されています。

小規模のアプリ開発企業にとっては大きな打撃

Appleは開発者向けサイトでライセンスが必要になることを3年前から告知していましたが、6月30日という日付が最近になって加えられたことがわかりました。
 
AppInChinaの最高経営責任者(CEO)のリッチ・ビショップ氏は、6月末に多くのアプリ企業の収益が突然下がるかもしれない、とコメントしています。アプリ購入額とアプリ内課金額に対して30%の手数料を取っているAppleも影響を受けると予測されています。
 
主要アプリ企業はおそらく規制の変更を乗り越えられそうですが、小規模のアプリ開発企業にとってライセンスの取得は厳しいかもしれません。
 
中国市場をターゲットにするアプリ企業は、規制のない別の市場の開拓するか、アプリ内広告による収益モデルへの変更を迫られることになる可能性もある、と米メディアAppleInsiderはコメントしています。
 
 
Source:Abacus News via AppleInsider
(lexi)


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