豪警察、Appleの「探す」アプリで逃走犯と2時間のカーチェイス

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オーストラリア・メルボルンで、民家に侵入しiPadや自動車などを盗んで逃走した2人の男が、Appleの「探す」アプリで警察に追いかけられたストーリーを豪メディアが伝えています。

盗まれたiPadを「探す」アプリで追跡

バートア・チャン氏(29歳)とジョナス・モンテアレグレ氏(36歳)の2人は、一般人の住居に侵入し、iPadと三菱の小型ピックアップ・トライトン、フォルクスワーゲン・ゴルフを盗み、車で逃走しました。
 
被害者はすぐさまAppleの「探す」アプリで盗まれたiPadの追跡を開始し、盗難されたトライトンの追跡を開始しました。警察は、盗難車のトライトンとiPadがサンシャインのグレンガラホテルにあるのを確認し、現地に向かいました。
 
警察官が到着すると、三菱の盗難車はすでに乗り捨てられており、犯人たちの姿はありませんでした。しかしながら、「探す」アプリで再びiPadの現在地のトラッキングを行うと、トヨタ・クルーガーの中にデバイスがあることが判明しました。

犯人たちは2時間のカーチェイスの後事故で死亡

その後犯人たちは、2時間にわたって警察とのカーチェイスを繰り広げました。まず、サンシャインモーターインからウェスタン・リング・ロードを経由し、メルボルン郊外を北部へと向かいました。その間も「探す」アプリでのトラッキングは継続され、南へと進路を変更した犯人たちをトーマスタウンで警察がスパイクで待ち受けました。
 
犯人たちはそれでも逃走を続けましたが、やがてクルーガーは時速100kmで輸送コンテナを積んだトラックに衝突し、そのまま現地で死亡したと伝えられています。なお、カーチェイスの巻き添えを食らったトラックのドライバーとアウディのセダンの運転者は軽度の怪我で済んだとのことです。
 
 
Source:The Sydney Morning Herald via 9to5Mac
(lexi)


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