建築・建設現場で働く人、あるいはインテリア関係の仕事をしている人にとってメジャーは必須ツールだろう。その計測をより手軽にできるようにするのがレーザー距離計だが、香港のスタートアップがより多機能でコンパクトなタイプを開発した。
距離だけでなく、面積や体積も算出できる「Mileseey」だ。スマホををレーザー距離計に変えるデバイスで、スクリーンなどを搭載していない分かなりコンパクトなつくりになっている。
・単位の変更も可
MileseeyはスマホのUSB-Cポートに取り付けて使う。ポートに差し込むと、Mileseeyがスマホの背面にぴたりとくっつき、と同時にスマホアプリが立ち上がる。そしてアプリであらゆる操作ができるようになる。
Mileseeyは細長い形状で、両サイドからレーザーが出る。なので、例えば部屋の中央にいても端から端までの距離を難なく測ることができる。同じように高さ、奥行きの測定も可能だ。
単位はメートルのほかフィート、インチなどに変えることもできる。
・ワンタップで面積、体積も
またMileseeyでは、アプリ内にある面積と体積のボタンをタップするだけでそれらを自動で、しかも瞬時に算出してくれる。それぞれの辺の長さを測って、そのデータを下に計算して、といった手間が省けるので測量作業がかなりスムーズに行える。
加えて、写真を撮ってそこにデータを盛り込める機能もかなり便利そうだ。
レーザーが片側からだけしか出ないタイプも用意されていて、家具の大きさを測るなど、家庭で使うぶんにはこちらでも十分間に合いそうだ。
Mileseeyは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開していて、今なら出資額は両サイドからレーザーが出るモデルで最長80メートルまで計測できるタイプが459香港ドル(約6300円)〜、最長40メートルタイプは382香港ドル(約5300円)〜。
レーザー発射が片側からのみのモデルは、40メートルタイプが381香港ドル(約5200円)〜、20メートルタイプが304香港ドル(約4200円)〜となっている。出資期限は4月3日。
- Original:https://techable.jp/archives/118670
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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