パナソニックがGoogleの機械学習技術を活用することで誕生した「PA!GO」は、子どもたちの想像力や好奇心を刺激し、野外で過ごす時間を増やすことを目的として開発されたスマート知育玩具。
工業デザインの振興を目的に設立されたデザイン賞であり、世界三大デザイン賞のひとつでもある「iFデザインアワード2020」で最高賞を受賞するなど、注目度の高いスマート玩具だ。
・AIが教えてくれる知育デバイス
スマホの代わりに家の外に持ち出す子どものための新しい知育デバイスとして開発された「PA!GO」。花、動物、虫など、外の世界で出会ったモノを内蔵カメラで撮ると、AIがそれらが何かを音声で教えてくれる仕組みになっており、子どもたちは楽しみながら外の世界の様子を学ぶことができる。
A!GOの実装には、Googleの機械学習ライブラリTensorFlowとAI.プロセッサEdgeTPUによるオンデバイスでの画像認識や、Google ナレッジグラフによるモノの情報探索が利用されている。
・アウトプット機能
さらに、Chromecastを使ってテレビやモニターにつなぐことで、その日の子どもたちの冒険を時系列に並べて表示し、家族一緒に楽しむことができる機能も。PA!GOをリモコンとして操作することで、その他の情報や、関連トピック、関連動画を見て、より詳しく学ぶこともできる。
また、将来的にはPA!GOに、パナソニック製の高性能カメラやミニプロジェクターを搭載する予定とのこと。これにより、子どもがPA!GOを懐中電灯のように使い、記録したものや動物たちを壁や寝室の天井に投影することも可能になるといい、幅広い使い方に応用できそうだ。
- Original:https://techable.jp/archives/119736
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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