最近はiPadなどでノートをとる光景をよく目にするが、さらに紙に近い書き心地と見やすさを追求した、電子ペーパー搭載タブレット「reMarkable 2」が登場した。
極薄の本体や消しゴム付きのスタイラスなど、前モデルからさらに機能やスペックが進化している。
・紙のような書き心地と見た目
reMarkable 2は表面に特殊なテクスチャを施した「CANVAS」ディスプレイを採用し、まるで紙のような書き心地を実現している。さらに周囲の光を反射する電子ペーパーは目に優しく、日光の下でも可読性が高いのが特徴だ。
reMarkable 2の本体はわずか0.19インチ(約4.7mm)と、鉛筆よりも薄い。また前モデルと比べて、駆動時間は3倍に、そしてペンで書き込んだときの反応速度は2倍へと高速化されている。
また、手書きした内容を文字起こしする機能も搭載。そのまま、メールやメッセージで送信可能だ。書き込んだ内容は、フォルダ形式でわかりやすく整理できる。
・付属のペンも進化
別売りされる新型スタイラスのMarker Plusは、上部に消しゴム機能が搭載された。これにより、よりスムースにイラスト制作やメモの書き取りができるはずだ。
reMarkable 2の価格は399ドル(約4万4000円)で、Marker Plusの価格は99ドル(約1万1000円、タブレット本体と同時購入なら50ドル:約5500円)。記事執筆時点では、8月初旬の製品出荷が予定されている。
紙資源の節約のため、そしてなによりも作業の効率化のためにも、そろそろこんな電子ペーパー搭載タブレットへの移行を考えてもいい時期かもしれない。
- Original:https://techable.jp/archives/119866
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:塚本直樹
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