Appleが現在開発中の自動車のデジタルキー「CarKey」の概要を示すスクリーンショットがネットメディアに掲載されています。それによるとCarKeyはWalletアプリ内に保存され、共有キーには複数のアクセス権の設定ができ、Apple Payのエクスプレスカードのような設定も可能とされます。
BMWと共同開発
AppleはiPhoneやApple WatchのNFCチップを車の鍵にする「CarKey」の研究をBMWと共同で行っているとされます。このCarKeyの詳細はまだ不明なのですが、Twitterに掲載されたスクリーンショットからその概要が判明したとネットメディアMacRumorsが報じています。
同メディアに掲載されたスクリーンショットによれば、CarKeyは航空券やポイントカードと同様にWalletアプリに収納されます。またiMessageでの共有も可能と以前から報じられていたのですが、共有するユーザーがその鍵でできること(トランクを開ける、車の扉を開ける、扉を開けてエンジンをかける)が設定できるようです。
さらにApple PayのSuicaのようなエクスプレスモードの設定も可能であり、ロック中のiPhoneを車のNFC読み取り装置に近づけるだけで解錠できる設定も確認できます。おそらく多くの人は盗難防止のためにApple Payのようにその都度Face IDなどで認証する方法を選択すると思われますが、素早く解錠できる方法も提供されるようです。
なおCarKeyに関する情報は流出したiOS 14の内部から発見されており、詳細は6月にオンラインで実施されるWWDCで発表される可能性があります。
Source:MacRumors
(KAZ)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-280644/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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