Niantic、ARスタートアップ企業「6D.ai」を買収〜Appleと競合か?

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ポケモンGOを提供するNianticは、英拡張現実(AR)スタートアップ企業「6D.ai」を買収しました。NianticのARプラットフォーム「Real World Platform」の強化につながり、AppleやFacebookと競合するようになるのではないかとTechCrunchは伝えています。

地球規模のAR体験を目指す

「2017年に創立した6D.aiは、オックスフォード大学のActive Vision Labからスピンアウトし、3次元再構成、ARの永続性など、ARの基礎的な課題を解決するためのデベロッパーツールやコンピュータービジョンを基にした技術を開発してきました」とNianticは買収を発表したブログ投稿の中で述べています。
 
Nianticは、6D.aiとともにダイナミックな3Dマップを作り、地球規模のAR体験を実現することを目指すとしています。また、「あらゆる開発者が才能を発揮し、未来のARハードウェア用のコンテンツを創出できるARプラットフォーム」の実現も視野に入れていることを明かしており、将来的にAppleFacebookと競合するようになる可能性も十分考えられます。
 
Nianticは6D.aiの買収理由を次のように説明しています。
 

Nianticは立ち上げ当初から、現実世界と並行したARの世界を作り上げることで、人々の日常に楽しさと冒険を提供することを目指してきました。この挑戦には、AR技術の著しい発展が不可欠であり、現実世界を忠実に再現し、常にアップデートされていく最新の3Dマップがあって初めて可能になります。6D.aiの深く専門的な知見と、すばらしい躍進を遂げたARの研究・開発を活用することで、私たちのミッションを果たしていきたいと考えています。

 
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっており、ポケモンGOを気兼ねなく外でプレイするのが難しい状況となっていますが、Nianticは屋内でも楽しめるようゲームルールを変更し、対応に当たっています。
 
 
Source:Niantic via TechCrunch
(lexi)


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