米国時間4月2日、AWSは同社のDeepComposerキーボードを単独で販売すると発表した。ただしDeepComposerは、ハッカー用のメカニカルキーボードではなく、AIを使ってユーザーの入力から曲を作るAWSのサービスであるDeepComposerで使う小さなMIDIキーボードだ。
2019年のAWS re:Inventで発表されたこのキーボードは、やや混乱を招いた。まず、Amazonの発表が一般向け製品のようだった。DeepComposerのサービスそのものは、ハードウェアのキーボードがなくても利用できる学習ツールで、キーボードのDeepComposerはその点で、同じくAWSのDeepLensやDeepRacerのようなハードウェアに位置づけが似ている。それはデベロッパーに敵対的生成ネットワークについて教えることが目的で、同じくDeepLensとDeepRacerも機械学習の特定の技術にフォーカスしている。
ユーザーがハードウェアまたは画面上のキーボードを使って短いメロディーを弾くとDeepComposerサービスが、ユーザーが指定した曲調に基づいて自動的に伴奏を作り出す。昨年re:Inventで聴いたかぎりでは、出来栄えは好悪まちまちだったが、現在はもっと良くなっているかもしれない。しかし、これはトップ40に入るような曲を作るためのツールではなくて、あくまでも学習ツールだ。学習はこのキーボードがなくてもできると思うが、使ってみたい人は今やAmazonで買える。
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/04/03/2020-04-02-you-can-now-buy-aws-99-deepcomposer-keyboard/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Frederic Lardinois
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