何度、キャンプに行っても困ることがあります。ゴミ箱問題です。
もちろんキッチンに専用のゴミ箱を置いて、その場で分別しています。リビングスペースや焚き火台の周りで飲み終わったビールの缶は、そのたびにキッチンのゴミ箱まで持っていくのが正解だとわかっています。
わかっていますが、おっくうになって足下にまとめておいちゃうんです。
乱雑だし、うっかり踏みそうになることがあるし、風に飛ばされると悲惨。何よりもいつも散らかったキャンプサイトって、みっともない。
そんなわかっているけれどもやめられない悪癖持ちキャンパーに、手を差し伸べてくれるのがハーフトラックプロダクツの「CDB」(1万800円/税別)。
CDBとは、Chair Dust Bagの頭文字。椅子に取り付けるゴミ箱兼バッグってわけです。
■素材
軽くてタフなコーデュラ製で、トートバッグとして優秀です。
ナイロンの7倍もの強度を誇りつつ、とってもしなやかなコーデュラを採用しています。速乾性にもすぐれているので、アウトドアウエアでもおなじみの素材です。
■機能
トートバッグとダストボックスの二刀流。使ってみると、とても理にかなっていました。
▼ダストボックス、小物入れ
ヘリノックスのチェア背面に取り付ける専用設計です。
CDBの背面には、面テープが付いています。
これをヘリノックスのチェアワン、チェアツー、サンセットチェアなど定番チェアのフレームに巻き付けるだけ。
チェアの背面に小物いれが誕生。振り向いて自分のCDBに空き缶を集めてもよし、あえて隣のCDBに入れてもよし。
ちなみに、サーマレストのトレオチェアーはフレームの幅が狭めなので中央がたるみますが、装着はできました。
両側の面テープ間の長さを計ったところ、上側が約36cm、下側が約32cm。幅と高さがあえば、ヘリノックス以外のチェアにも取り付けられそうです。
なお、トレオチェアーは3本脚ですし、重いモノをいれるとたるみの分だけ外側に引っ張られるので立ち上がると椅子が後ろに倒れることも。注意が必要です。
内側には4カ所、クリップが付いていてレジ袋、ビニール袋を取り付けられます。クリップは左右にスライドするので、袋の大きさによって微調整できるのもポイントです。
▼トートバッグ
マチ付きで収納力はたっぷり。
サイズは37×10.5×H32cmで、ハンドルの長さは59cm。
カラーは男性も女性も使いやすいブラックとオリーブの2色で展開されています。
前面ポケットは深く、クリーンカンティーンの「インスレートTKWide16oz」がぴったり入ります。
チェアに引っかけたとき、これが小物入れとして大いに役立ちます。
約10cmのマチがあり、サイドのスナップボタンを外せばゆとりの容量を実現します。
ブランケットとサンセットチェア、ナイフ、グローブ、ボトルをいれてもまだまだ余裕があります。シングルバーナーと小さな焚き火台、ソロ用クッカーが入るので、おひとりさまのデイキャンプにちょうどいいトートバッグです。
7月よりレジ袋が有料化されるので、毎日のお買い物バッグとしても優秀ですね。
ヘリノックスのチェアは、キャンプはもちろん、自宅でも使えると人気です。自宅のリビングなら、「CDB」を取り付けておけばエアコンやテレビなどごちゃつきがちなリモコン、雑誌の整理に役立ちます。
小物整理が苦手なものぐさキャンパーの救世主かもしれません。
>> ハーフトラックプロダクツ
(取材・文/大森弘恵)
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/288145/
- Source:&GP
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