「文字起こし」や「オフライン翻訳」もできるスマホ外付け超小型翻訳機

外国の方とスムーズにコミュニケーションが取れるようになることで、ここ数年で注目度が飛躍的にアップしているポータブル翻訳機。既にさまざまな機器が登場していますが、クラウドファンディング・Makuakeで支援募集が開始された翻訳機は、いうなればそれらとは“別物”といえるかもしれません。

中国・深セン発のベンチャー企業・Timekettleが発表し、早くも大きな注目を集めているスマート翻訳機「ZERO」は、W40×H17×D7.2mm、重さ6.5gの極小サイズ。専用アプリ・Timekettleアプリをインストールしたスマホ等に本体を挿し込み、言語を選択して話したい相手との間に本体を装着したスマホを置けば準備は完了。ボタン操作は一切不要で、それぞれの会話を自動で認識して音声による双方向翻訳を行ってくれます。

世界有数の翻訳技術と独自の技術を合わせた高性能翻訳エンジンを搭載し、ASR(自動音声認識)、MT(機械翻訳)、TTS(テキスト読み上げ)の3つのステップで、高精度の自動翻訳を実現。アメリカ、ロンドン、香港、東京を含む世界14カ所にクラウド翻訳サーバーを配置し、世界のどこでも使える速度と安定性を確保しています。翻訳可能な言語は、日本語、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語を始めとした93言語(53アクセントを含む)で、観光やビジネスで行ける国や地域はほぼ網羅。今後はさらなる言語の追加も予定されています。

音声の翻訳以外にも充実の機能を搭載。ノイキャン機能搭載のクワッド(4個)マイクを内蔵し、騒がしい場所でも音声をしっかりと認識。さらに会議やインタビューなどで拾った音声を録音できるだけでなくテキストで出力する「文字起こし機能」も搭載しています。

マイクが本体内部の上下左右に配置されており、対面(インタビューモード)と4方向(会議モード)の音声を、それぞれ識別しながら録音&テキスト化を実現。記録した内容は履歴に保存され、コピーやメールで共有できるので大変便利です(なお、音声テキスト化は600時間分まで無料で、以降は1時間につき約100円の追加購入が必要となります)。

また、テキストそのものを翻訳することも可能となっており、40言語対応で短文から長文まで、コピペで楽々と翻訳してくれます。この機能だけでも充分すぎますよね。

スマホからの給電となるため、本体への充電は一切不要。プラグ端子別にLightning(iOS 11.0以降対応)とUSB Type-C(Android 7.0以降対応)の2種類が用意されており、財布やカバンに入れても安心の磁気収納カード(専用ケース)が付属します。

4月6日現在、受付中の支援コースは1台6380円~で、2台セット(1万1170円~)、3台セット(1万4360円~)、5台セット(2万1940円)もアリ。7月末までの発送予定となっていますが、注文状況や部品の供給状況等により遅れが生じる場合もあるとのことです。

>> Makuake

 

(文/&GP編集部)


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