最強のタブレット「iPad Pro」はビジネスにも使えるオールラウンダー

YouTubeなどの動画を見たり、電子書籍を読むのに最適なデバイスであるタブレット。数あるモデルのなかで、最もハイパワーなのがアップルの「iPad Pro」だ。文章執筆、データ整理などのオフィスワークも、RAW画像データの現像・レタッチや、4K動画の編集といったクリエイティブワークも、難なくこなせてしまう、ノートPCの代わりにもなるタブレットだ。

自宅勤務が続いてるからこそ手に入れたいタブレット

タブレットとしては大型の部類に入る11インチのiPad Pro。持ち運びしやすいし、自宅で使うにもちょうどいいサイズだ。

世界的に続いてる外出規制&自粛。諸外国と比較して日本の一部地域は外出自粛で強制力も罰則もない要請施策となっていますが、それでも不要不急の外出はよろしくない。仕事も極力自宅でおこなうように、というトーンとなっています。

マインドセットを切り替えて、粛々と自宅での作業に取り組んでいる方が大半だとは思いますが…。いかがでしょうか。オフィスと比較して、仕事の進み方に差がでていませんか?

自宅作業のほうが集中できる、という方はおめでとうございます。近所に格安のアパートを借りて、そこを自分専用のコワーキングスペースにしている方も、なんともうらやましい。

同時に、家族のいる空間だと集中できないというケースも多々あるようです。自宅でPCのキーボードをカタカタと叩いていると、奥さんから「イライラする」と言われちゃう人もいて、お互いにストレスを溜めちゃったりしてつらい。つらすぎる。

じゃあ、そのお仕事。タブレットでやってみませんか? 毎日毎日長文を作り続けたり、多くのデータを手入力するようなお仕事でなければ、いいんですよタブレットって。もともと動画や画像を見るのに最適なデバイスだから、数多の情報をチェックする用途にもぴったり。ソフトウェアキーボードも慣れたら使いやすいもので、メールを送ったり、メッセンジャーに返信したりするのもラクです。

しかし注意点が1つあります。世の中の大半のタブレットは前述したように動画や画像のビューワーとして作られている、コスパ重視のモデルなんですよね。だから動画編集など負荷の高い作業をこなるには残念ながら不向きなのですが…ご安心ください。あるんです。ハイパワーなタブレットも。

スペックを考えたらコスパも高いiPad Pro

現行のiPad Proはカメラ性能が大幅にアップした。広角、超広角、距離計測用のLiDARセンサーの3眼となった。

タブレットには大きく分けてiOSを搭載したiPadシリーズと、Android、そしてWindows(2in1ノート)の3タイプがあります。

このうちパワーで選ぶならiPadシリーズかWindowsがベスト。Android界隈は低価格なモデルが中心で、ビジネス用途として使うには適さないものばかり。スマートフォンほど市場が大きくないのにライバルが多いからか、スペシャリティなAndroidタブレットを作ってきたメーカーのほとんどが撤退状態にあるのが現状です。

タフな業務で活用するなら実質的にiPadシリーズ vs Windows 2in1ノートの戦いとなるわけですが、ほかにWindowsのデスクトップやノートPCを使っている方にも、iPadシリーズを、それもトップモデルであるiPad Proをおすすめしたい。4Kの動画編集ですら軽くこなせる、スゴイタブレットなんです。

マイクロソフトのSurfaceシリーズなど、Windows 2in1ノートにも素晴らしいモデルはあるのですけど、こっちはぶっちゃけ高い。4K動画を快適に編集できるクラスを選ぶと、20万円オーバーとプレミアムノートPCクラスのお値段になっちゃう。

しかしiPad Proは、ビジネス用途なら十分な128GBストレージ・11インチモデルなら8万4800円。画像編集レベルならバッチリの256GBストレージ・11インチモデルなら9万5800円でゲットできちゃう。

上からiPhone 11 Pro、iPad mini、iPad Pro。iPhone 11 ProとiPad miniはLightniong端子だが、iPad ProはAndroidやノートPCと周辺機器を共有しやすいUSB Type-C端子だ。

ガチで動画編集するなら512GB、1TBモデルも選べますが、個人的にはM.2 SSDをUSB Type-Cケースに入れて、外付けストレージとして使うのがおすすめ。そうなんです。近年のiPad ProはiPhoneなどで使われているLightning端子ではなく、USB Type-C端子なんですよね。意外にも、Macbookシリーズだけではなく、WindowsのノートPCとも合わせて使いやすいんです。ちょっとしたデータならDropboxなどのオンラインストレージで共有しちゃえばいいわけですし。

自宅勤務時のファーストディスプレイになる

実質的な画面サイズだが、iPad ProはiPad miniのだいたい倍。さらにiPad miniはiPhone 11 Proのだいたい倍となる。つまりiPad ProはiPhone 11 Pro4画面ぶんほどの大きさで写真や動画を表示できる。

タブレットのいいところ。手に持っても使いやすいところ。

ガチで文字を入力しまくるのでなければ、テーブルいらずでオッケー。だからダイニングテーブル、リビングのローテーブルなどを占拠しなくてもいけちゃいます。そういう自宅内パブリックスペースは家族の憩いの場として使ってもらいたいじゃないですか。もし自分の部屋、書斎がなかったとしても、ベランダなどちょっとしたスペースでも仕事できるようになるってのはいいことですよ。

Bluetoothマウスを使うと、文字入力時や動画編集時の領域選択が快適になる。

もちろんガチガチに仕事したいときは、テーブルを使わせてもらいましょう。Bluetoothマウスを片手にね。

最新のiPadOSはマウスでのコントロールがしやすいようにチューニングされており、範囲指定なども直感的に行なえます。

iPad ProといったらApple Pencilでしょ!という声もありますが、あえてペンレス&マウスチョイスを推したい。普段からPCを使っている人にはこっちのUIのほうが絶対にいい。

ところでiPad Proには11インチと12.9インチの2モデルがあります。12.9インチモデルはストレージ128GBで10万4800円からとなっていますが、この1.9インチの差は意外にも大きい。余った時間をNetflixに注ぎ込みたいなら、12.9インチのほうがいいかもしれません。たとえリビングに50インチ超のテレビがあったとしても、あなたにとってのファーストディスプレイになること確実ですから。

アップル
iPad Pro
8万4800円(税別)~

 

 


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