このほどMakuakeにてプロジェクトを開始し、瞬く間に目標金額を達成したゴルフスイング練習ツールがある。ゲームアプリケーションと連動し、いつでもどこでもAIによるコーチングを受けられる究極のIoT練習クラブ「SMARTGOLF Club」だ。
視覚・触覚・聴覚で確認
同製品の長さは71cmと実際のゴルフクラブより45~20cmほど短く設計されており、ヘッドは安全性の高いシリコンキャップで覆われている。
「短いクラブでは実際のプレイの感覚と違うのでは? 」という心配は無用。先端に付けられたリーダーストラップにより、インパクト時に強力な空気抵抗を作り出し、実際のクラブのインパクトを感じられるように開発されている。また、このストラップは軌跡変化でスイング矯正をサポートする役目も果たす。
スイング状態(アドレス精度・スイング起点・インパクト位置)を色の変化で視覚的に確認可能なヘッド部分のLEDライトや、正しいアドレスとインパクトに反応して振動するグリップ、姿勢を判定する音声により、リアルタムでスイングの良し悪しを確認できることも特徴のひとつだろう。
このように最先端のリアルタイムスイング3D分析技術を搭載した、ゴルフクリニックのような役割を担う同製品はアメリカと韓国で特許取得済みだ。
リアルタム再現とAIコーチング
同製品はゲームアプリケーションと連動させることで、さらに楽しくスイング練習ができる「スマートゴルフシステム」となる。
同アプリの最大の特徴は、スイング分析プログラムにより自分のスイングをそのまま画面上のアバターが再現するという点だ。従来のプログラムでは、スイング後にリプレイ式にスイングが再生されるが、自分の動きとは無関係であった。
自分のスイングを再現した画面上には、ゴルフボールの軌跡やインパクトとスイング全体に対しての立体分析結果がグラフや図によって視覚的に表示される。例えば、ボールがヘッドフェース面のどこに当たるかにというマーキング表示を見ることで、スイングの修正につながるのだ。
また、インパクト時はもちろん、スイングの区間別(セットアップ~フィニッシュ)のスピードもグラフで表示することで、自分のスイングにおける最高スピードがいつなのか、またインパクト時に最高スピードを出せているかを確認・修正できるという。
ほかにも、3D仮想空間でのリアルタイム再現と分析、アドレスとインパクト時のシャフト角度の変化量やスイングテンポ、プロとのスピード比較など、さまざまな視点から分析し、ユーザーのレベルとスイングの状態に合わせたAIコーチングを提供するようだ。ちなみに、スイングによる消費カロリーからその日のスイング精度を割り出し、日付別に記録するスイングレコード機能もある。
同製品は、現在Makuakeにて支援を受付中。実際のグリーン上でもアプリでも使えるスマートパターと組み合わせても入手可能だ。SMARTGOLF練習クラブ1つなら14,000円、クラブ1つとパター1つのセットなら33,000円で手に入る。
- Original:https://techable.jp/archives/121552
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:樋口
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