Instagram創業者、COVID-19の感染追跡Webサイト「Rt.live」を公開

Rt.live
 
Instagramの創業者であるケビン・シストロム(Kevin Systrom)氏とマイク・クリーガー(Mike Krieger)氏は、Facebookを離れて以来、初となる新しいプロジェクトを立ち上げました。
 
2人は、COVID-19が米国の各州にどれだけ広がっているかを追跡するためのWebサイト「rt.live」を公開しています。
 

州ごとのCOVID-19の感染の広がりを視覚化した「rt.live」

「Rt」は、COVID-19の流行の予測によく使われる指標です。1人の感染者から感染した人の平均数を測定し、Rtが1.0より大きいほど、ウイルスの拡散スピードは速くなります。
 
Rtが1.0以上になると、ウイルスは急速に広まり、Rtが1.0未満であれば収束するとWebサイトでは説明されています。
 
クリーガー氏は、rt.liveを公開した動機について以下のように語っています。
 

Rt.liveを作った理由は、COVID-19の感染拡大の状況を理解するにはRt(実効再生産数)が最適な方法であると信じているからです。
 
また一緒に仕事ができることを嬉しく思っています。アイデアから公開までわずか数日で済んだのは、過去の歴史と背景を共有していたからです。

 
州が経済活動をいつ、どのように再開するのか決定するには、感染率を慎重に検討する必要があります。クリーガー氏は、rt.liveのようなダッシュボードが、それらを検討する上で役に立つことを願っていると語っています。
 
Rt.liveのデータを見ると、ニューヨーク州は、自宅待機命令が功を奏してRtスコアが0.54に下がっており、ジョージア州は感染率が最も高くRtスコアは1.5であることがわかります。各州のRtスコアの傾向を、時系列で確認することも可能です。
 
 
Source:TechCrunch via 9to5Mac
(m7000)


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