お役所なのに仕事が早い。神戸市は4月24日、出前館との事業連携協定を締結したことを発表した。中小飲食店を対象に出前館のサービス利用料の半額助成などを含む「KOBE出前シフトサポート」を展開する。実施期間は緊急補正予算の議決予定日で5月1日から7月31日までの3か月間予定。状況を見ながら期間の延長も検討するとのこと。なお、出前館と連携により、出前館のインフラを利用しているLINEデリマやdデリバリーとの連携も可能になる。
対象となるのは、中小企業基本法第2条に規定する中小飲食店約200店舗+新規参加店。具体的な施策は以下のとおり。
飲食店
- 出前館サービス利用料の半額ぶんを助成(神戸市と出前館が半分ずつ助成、大手フランチャイズチェーンの直営店および中小飲食店に該当しない店舗は対象外)
- 初期制作費用2万円の免除を5月7日~7月31日まで延長(出前館が助成)
- 配達代行手数料を助成し、税別代金の30%を23%に(出前館が助成)
就労者
- 休業・営業短縮を余儀なくされている市内飲食店勤務者を対象に「飲食店向け緊急雇用シェア」を積極的に展開し、迅速かつ柔軟な雇用確保を支援(出前館が助成)
- 上記取組みをPR支援(神戸市が実施)
家庭
- 出前館で使えるTポイント500円ぶん還元、もしくはLINEデリマやdデリバリーで使えるクーポンの提供(神戸市と出前館が半分ずつ助成、1人1回、送料を除いて1000円以上の注文のみ、5月1日10時〜5月14日23時59分の期間中の注文が対象)
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- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/04/24/kobe-demae-can-alliance/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Hiro Yoshida
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