2020年度第2四半期(1月〜3月)に、世界スマートフォン市場が、新型コロナウイルスのパンデミックの影響から回復する見込みは低いとDigiTimesは伝えています。
世界全体のスマートフォン出荷台数、前年比で15%減
Samsung Electronics、Huawei、Appleなどの主要ブランドは、新型コロナウイルスのパンデミックを受け、年間出荷目標を大幅に削減しています。DigiTimesの調査によると、2020年の世界全体のスマートフォン出荷台数は、前年比15%減の11億5,000万台になると予想されています。
Appleは、2月中旬にパンデミックの影響で、四半期(2020年1月〜3月)の業績が予想を下回る見通しだと発表しました。
1月に行われた決算報告では、四半期の売上高は630億ドルから670億ドルになる見通しだったものの、達成できる見込みがないと報告しています。
Appleは、予測を下回る収益になる要因として、中国での需要の低下と、世界的なiPhoneの供給に制約が生じることを挙げています。
Apple主要サプライヤーであるFoxconnも、iPhone生産の最大拠点である中国工場で、厳格な検疫措置が実施された後、2020年度の収益予測を下方修正しました。
Appleにデバイスやコンポーネントを供給している中国工場のほとんどは、通常どおりの生産体制に回復しています。しかし、サプライヤーは、現在のiPhoneモデルのほか、秋に発売が予想されている新いiPhoneの需要がどれほどあるか心配だと述べています。
Source:DigiTimes via MacRumors
(m7000)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-285671/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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