プラスチックごみから生まれたポータブル充電器「GOMI」

ペットボトルやビニール袋など、今や私たちの生活の一部となっているプラスチック。しかしプラスチックはリサイクルが困難なため、地球上で毎年1,500億kgもの廃棄物となり、深刻な海洋汚染・大気汚染につながっている。

そんな厄介なプラスチックごみを、アイデアと工夫によって見事に生まれ変わらせた製品がポータブル充電器「GOMI」だ。

プラスチックがごみになる「サイクル」から変える

「GOMI」は製造に手作業の工程を組み込むことによって、プラスチックごみをポータブル充電器のボディーとして再生することに成功。バッテリーも再利用品だが、スマートフォンを5回充電できる十分なパワーを備え、一度に2つのデバイスまで充電できる機能性も持つ。

また、プラスチックごみは埋立地や焼却所からではなく、企業、小売業者、個人などと独自に提携し、廃棄処理される前に回収する仕組みを構築。プラスチックがごみとして処理される「サイクル」自体を遮断しているのがポイントだ。

一見リサイクル品とは思えないスタイリッシュなマーブル柄のデザインや、軽く持ち運びやすいポケットサイズも魅力。さらにモジュール設計によって簡単に分解でき、使用後も新製品に作り直すことが可能だ。

ポータブル充電器「GOMI」はクラウドファンディング「kickstarter」で40ポンド(約5,400円)の支援から入手できる。

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高品質のリサイクル製品を積極的に使うことで、供給が増える代わりにゴミが減っていく。
この循環がもっと進めば、綺麗な海と空気が取り戻せるかもしれない。


CREDIT
Videographer / Writer :フィリピン下鳥
Curator:町田知陽
SNS:にしまり


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