フランスJoueのクラウドファンディングMIDI電子楽器に廉価版が登場

MIDIコントローラーのJoueは1月にも取り上げたが、そのときは同社がCESのピッチオフ(売込み大会)に出て優勝する直前だった。CESにはほかにも、クラウドファンディングを利用する楽器スタートアップが数社出ていたが、どれもなかなか良かった。

今週このフランスのスタートアップは、社名と同名のモジュール構造のMIDIコントローラーについて、もっとユーザーフレンドリーなバージョンであるPlayのKickstarterキャンペーンを立ち上げた。前にも書いたように、このシステムはSenselのMorphシステムと操作が似ていて、タッチインターフェイスに貼り付けたシリコンのパッドがさまざまな楽器を模倣する。ドラムやピアノ、ギターのほかに、電子楽器のインターフェイスにもなる。

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今回のニューバージョンはモバイルアプリを利用して、次のようなことを実現している。

  • 楽器は中央の円に集まっている
  • タイムラインが音楽イベントの並びをわかりやすく示す
  • ミキサーで各楽器のボリュームを調節できる
  • パッドから直接レコーディングできるので反応性が良い

iOSとmacOSとWindowsで使えるアプリが付いているだけでなく、前の機種よりも100ドル安い(Kickstarterのページ)。この価格で、ボードと5枚のシリコンパッドが提供される。なかなか、 うまくできているし、最初の製品よりも広い層に受けそうだ。前作もそれなりに人気があったが。

残念ながらこのデバイスは、みんなが家に閉じ込められている時期には手に入らない。発売の予定は10月だ。

[原文へ]

(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa


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