Tesla(テスラ)は全電動のクラス8(大型)トラックTesla Semiの生産・販売開始を2021年に延期する。4月29日の四半期決算発表で明らかにした。当初計画より2年ずれ込むことになる。
「我々は最初のTesla Semiの発売を2021年にシフトさせる」と同社は説明し、それ以上の情報は出さなかった。
Tesla Semiは2017年11月に、同社のデザインスタジオとElon Musk(イーロン・マスク)氏の別の会社SpaceX(スペースエックス)があるカリフォルニア州ホウソーンでの華々しいセレモニーで発表された。デビューさせたとき、マスク氏はSemiがテスラの Model X、Model S、そしてModel 3のような走りになることを約束した。またSemiは、最大積載量の荷物を積んで時速100kmで走っても、フル充電での航続距離は800kmという驚くべきスペックも誇った。
プレオーダーを入れたWalmart(ウォルマート)やAnheuser-Busch(アンハイザー・ブッシュ)を含め、顧客から関心が寄せられた一方で、目標としていた2019年に開発が間に合わなかった。
今年初めの第4四半期決算発表で、テスラは久しぶりにSemiについての情報をアップデートし、「台数限定ながらTesla Semiの生産を今年開始する計画だ」と述べていた。
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(翻訳:Mizoguchi)
- Original:https://jp.techcrunch.com/2020/05/01/2020-04-29-tesla-pushes-tesla-semi-deliveries-to-2021/
- Source:TechCrunch Japan
- Author:Kirsten Korosec
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