2020年第1四半期のiPhone出荷台数は前年同期比で0.4〜12%減

iPhone11 シリーズ 比較 Apple
 
複数の調査会社が、2020年第1四半期(1月〜3月)の世界スマートフォン出荷台数予測および各社の出荷台数予測を発表しました。調査会社によって数字は異なりますが、Appleは対前年同期比でマイナスながらも、かなり健闘していることがわかります。

iPhone売上高は前年同期比6.7%減

Appleは現地時間4月30日に発表した同社第2四半期(1月〜3月)業績において、iPhoneの売上高は289億6,000万ドルで、前年同期比6.7%減となったことを明らかにしました。Appleは現在、iPhoneの売上高のみを発表しており、出荷台数は公表していません。
 
したがって調査会社の数字はあくまで各社が独自に調べ、予想したものとなります。

IDC予想

調査会社IDCは、第1四半期における世界全体でのスマートフォン出荷台数は2億7,580万台で、対前年同期比で11.7%のマイナスと予測しています。
 
AppleiPhoneについては、出荷台数は3,670万台、前年同期と比較すると0.4%の微減とみています。上位3社(Samsung、Huawei、Apple)の中では、最小の下げ幅です。
 
IDC smartphone 2020Q1

Counterpoint予想

調査会社Counterpointは、第1四半期の世界スマホ出荷台数は2億9,500万台で対前年同期比13%減とみています。iPhoneについては4,000万台で、前年同期比5%減というのが同社の予想です。
 
smartphone 2020Q1 counterpoint

Omdia予想

調査会社Omdiaの予想では、第1四半期の世界スマホ出荷台数は2億7,440万台で、前年同期と比べると16.8%のマイナスです。iPhoneの出荷台数については、前年同期比12%減の3,850万台と推測しています。
 
Omdiaの調査では、上位10社のなかで対前年同期比でプラスとなったのはRealmeのみです。下げ幅ではTecno、Xiaomiに次いでAppleが小さくなっています。
 
smartphone 2020Q1 Omdia

 
 
Source:IDC,Counterpoint,IEEE via 9to5Mac
(lunatic)


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