Zoom、5月9日より「荒らし行為」防止対策として新しい設定を導入

Zoom
 
Zoomは、「Zoom爆撃」のような荒らし行為を防止する取り組みを行っていますが、5月9日より、Zoom無料版では新たに、セキュリティ対策として3つ設定が導入されます。

5月9日より、無料版Zoomのアップデートが開始

同社は最近、Zoom5.0にアップデートし、9つの改善が加えられました。これにより、セキュリティが強化され、ユーザーはプライバシーとセキュリティに関わる設定を柔軟に選択できます。
 
無料版では、3つのセキュリティ設定がデフォルトで有効になりますが、そのうちの2つはオフにもできます。
 
5月9日より、Zoomの無料版は次のようにアップデートされます。
 

  • 新規ミーティング、PMIを使用するミーティングなど全てのミーティングにパスワードが必要になります
  • 待合室機能はデフォルトで有効になります
  • 画面共有設定は、ホストのみに制限されます

「Zoom爆撃」のような荒らし行為への対策

パーソナルミーティングID(PMI)は、使いやすさを優先して設計された機能でしたが、「Zoom爆撃」のような脅威にさらされるようになりました。
 
ミーティングを開催する際には、ミーティングIDを発行し、ほかの参加者に共有することで会議を行うことができます。これまでは、パスワードが不要だったため、ミーティングIDを知っているユーザーなら誰でも、知らない人の会議に参加できてしまいました。
 
無料版と有料版どちらも、「Zoom爆撃」を防止する設定が適応されます。参加者が揃ったら会議をロックし、参加者がミーティングに参加する時点で自動的にミュートにして、承認するまで誰も発言できないようにします。
 
 
Source:9to5Mac
(m7000)


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