代替肉を開発・製造する米スタートアップ企業Impossible Foods(インポッシブル・フーズ)は、2020年5月、米食品スーパー最大手Kroger(クローガー)傘下の1700店舗で代替肉食品の販売を開始することを発表した。
Impossible Foodsが消費者向けの販売を強化
Impossible Foodsは、代替肉パティ「Impossible Burger」がBurger King(バーガーキング)の代替肉バーガー「Impossible WHOPPER」で採用されるなど、従来、外食チェーンを中心に、B2B向け代替肉商品を供給してきた。
2019年9月、アメリカ北東部で展開するスーパーマーケットチェーンWegmans(ウェグマンズ)で代替肉商品の販売を開始して以降は、一般消費者に向けた販売を強化。
2020年4月、大手食品スーパーAlbertsons(アルバートソンズ)傘下の777店舗での代替肉商品の販売開始を発表したのに続き、Kroger傘下の店舗およびネットスーパーでの販売もスタートさせる。
Impossible Foodsでは、消費者向けの販路を2020年末までに50倍以上に拡大させる計画だ。
代替肉商品の品揃えの拡充をすすめるクローガー
Krogerでは、代替肉専門メーカーBeyond Meat(ビオンド・ミート)の代替肉パティ「Beyond Burger」などをすでに販売しているほか、2020年1月には、プライベートブランド「Simple Truth」で独自の代替肉商品をリリースした。
Krogerは、Impossible Foodsの代替肉商品の販売を開始することで、代替肉の品揃えをさらに拡充させていく。(文 松岡由希子)
- Original:https://techable.jp/archives/123547
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:Matsuoka
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