iOSシェア率、アジアやアフリカなどで減少傾向に 安価なブランドへシフト

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アウンコンサルティングは5月12日、世界40カ国を対象に2020年4月に実施した、各国主要OS・機種シェアの調査結果を公表しました。iOSのシェア率は、アジア、南アメリカ、アフリカで減少傾向にあるようです。

【OSのシェア状況】中国のAndroidシェア率が80%を超える

今回の調査は、 OECD加盟主要国を中心にアウンコンサルティングが抽出した40カ国を対象に、各国の主要OSと機種のシェア状況についてまとめています。
 
世界最大のスマートフォン市場とも言われている中国では、Androidのシェア率が81.34%iOSのシェア率が17.83%でした。中国のAndroidシェア率が80%を超えたのは2019年7月以来ぶりです。
 
また、フィリピンやインド、ブラジルなど中国を含む計14カ国の国と地域でAndroidのシェア率が80%を超えています。
 
これらの国ではSamsungやHuaweiのシェアが特に伸びており、機種シェアと相関関係にあるようです。

【機種のシェア状況】Appleのシェア率が減少傾向に

アウンコンサルティングが2019年11月に実施した調査ではAppleのシェア率が全体的に減少傾向にありましたが、今回の調査ではさらに、マレーシア、インドネシア、アラブ首長国連邦でAppleに代わり他機種が2位以内にランクインしました。
 

  • マレーシア:Apple→Huawei
  • インドネシア:Apple→Oppo
  • アラブ首長国連邦:Apple→Huawei
  •  
    アジアや南アメリカ、アフリカの国と地域においては、Appleなどの比較的高価な機種から、安価なAndroid機種にシフトしているようです。
     
    以下は各国のOS・機種のシェア状況です。
     
    世界40カ国、主要OS・機種シェア状況 【2020年5月】-1
    世界40カ国、主要OS・機種シェア状況 【2020年5月】-2
    世界40カ国、主要OS・機種シェア状況 【2020年5月】-3
    世界40カ国、主要OS・機種シェア状況 【2020年5月】-4
     
     
    Source:アウンコンサルティング
    Photo:Pixabay-terimakasih0
    (kotobaya)


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