映画チケット予約情報サービス「映画ランド」を手掛ける映画ランド株式会社が、映画館向けに簡易座席指定・Web予約システムの無償提供を発表。また、映画館が「映画ランド」のユーザーへ情報を配信できるシステムも用意している。
新型コロナウイルス流行への対応に追われる映画館に対し、「来場者が安心して映画を観られる環境」の構築を支援する。
映画館における感染予防策をサポート
新型コロナウイルスの流行により、映画館でも感染予防策の徹底が求められている状況だ。予防策の一例としては、「十分な座席間隔の確保」や「オンラインチケット販売・キャッシュレス決済の推進」などが挙げられる。
今回は、そのような状況にある映画館を映画ランド株式会社がサポート。支援の一環として、簡易座席指定・Web予約システム「EIGALAND TICKETING LITE」の無償提供を発表した。同システムには、オンラインチケット販売や座席指定のためのシステムが組み込まれており、映画館の感染予防策を後押しする。
「EIGALAND TICKETING LITE」の利用にあたってPOS機材などは不要とされ、パソコン1台から運用できる点が特徴。初期費用や月額利用料は無料で、来場者のWeb予約に伴うクレジット決済発生時に限り、手数料がかかる仕組みとなっている。なお、提供の開始は6月上旬を予定。
「映画ランド」のユーザーへ情報配信できるシステムも
そして、映画館が「映画ランド」のユーザーへ情報配信を行えるシステム「CINEMA CROSS MEMBERSHIP」も用意している。こちらは「映画ランド」会員向けのクーポン用意が無償利用の条件で、関東を中心に約20館の映画館が参加中とのこと。
映画館がこのシステムを利用し、取り組み内容や最新情報を配信することによって、来場者が安心できる環境づくりにつながる。前述の「EIGALAND TICKETING LITE」と併せて、映画館にとっては心強い味方となりそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/124525
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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