株式会社NTTデータ(以下、「NTTデータ」)と株式会社unerry(以下、「unerry」)は、お互いのサービスを組み合わせたモバイルアプリ「おでかけ混雑マップ」の提供をスタートした。
アフターコロナの時代における、「3密」の回避を支援
「おでかけ混雑マップ」のアプリを使えば、全国約2.8万店のスーパーやドラッグストアなどの店舗近辺で、曜日や時間帯別の混雑傾向を調べることができる。「3密」の回避や、安心・安全な移動を強力にサポートしてくれるアプリといえるだろう。
この「おでかけ混雑マップ」は、unerryが公開中の「お買物混雑マップ powered by Beacon Bank」と、NTTデータのTwitterデータ活用サービス「なずき®」を組み合わせたものになっている。店舗の混み具合がわかるだけでなく、店舗に関するTwitter上の情報やつぶやきも確認できる点が特長だ。
現在はAndroid版が公開されており、iOS版は近日中に利用可能となる見込み。対象店舗の拡大や混雑予測機能の追加など、今後の状況変化に合わせたアップデートも予定されている。
「おでかけ混雑マップ」アプリのダウンロードページ(Play Store)
「新たな移動体験」を実現するためのタッグ
NTTデータとunerryは、新たな移動体験を得られる社会の実現を目的として、4月15日に資本業務提携を締結していた。先に紹介した「おでかけ混雑マップ」に続いて、次は「モビリティ・コマースサービス」の開発を進めていく。
これは、人流ビッグデータに基づいて、消費者一人ひとりの好みに合わせた提案をしてくれるサービスだ。旅行やショッピングなど幅広いシーンでの活用を想定しており、YouTubeではスタイリッシュなコンセプトムービーも公開されている。
YouTubeのコンセプトムービー(トラベル編・ショッピング編)
同サービスは2020年度内の提供を目標として開発が進められているとのことで、今後の展開に期待したい。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/128644
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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