株式会社ハシラス(以下、「ハシラス」)が、VRプレゼンテーションツール「キネトスケイプ」を発表した。
Facebook社のVRヘッドセット「Oculus Quest」に対応し、臨場感あふれるVRプレゼンを作成・実行できるアプリケーションだ。これを使えば、いつもの会議室でのプレゼンがワクワクするようなものになるかもしれない。
VR体験により、臨場感のあるプレゼンを
ビジネスにおけるプレゼンは、自社の事業やプロダクトを理解してもらう上で有効に働く。ただし、プロダクトの実物を会議室に持ち込むことができない場合もあり、「資料や説明だけでは伝えづらい」と感じた経験を持つ方は多いはず。
そこで、「キネトスケイプ」によるVRプレゼンの出番だ。一般的なスライド資料に加えてVRならではのメディアにも対応しているため、たとえばVR空間に自動車の3Dモデルを配置し、ドアを開けて内装を見てもらうといったことが可能になる。
また、プレゼンの舞台となるVR空間を切り替えることにより、大学の講堂や静かな森の中というような現実のシーンだけでなく、未来都市などの非現実的な空間も再現できる。「空間そのものがプレゼンとなる」と聞くと、何だかワクワクしてしまう。
VRヘッドセット「Oculus Quest」を使用
「キネトスケイプ」では、Facebook社のVRヘッドセット「Oculus Quest」を使用する。同じ場所にいる複数の人間がVRプレゼンに参加できるため、新しい体験の共有によって大きな感動が生まれるという。
ハシラスは、7月2日・10日・16日の11~18時に「キネトスケイプ」の企業向けデモ体験会を実施する予定で、30分のデモ体験が予約可能となっている。
「キネトスケイプ」は、企業のプレゼンテーションだけでなく、観光事業における活用なども想定しているとのことで、今後どのような広がりを見せていくのか楽しみだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/128690
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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