保育ICTのコドモンがユニ・チャームの紙おむつサブスクとシステム連携、新生活様式確立に向けた取り組み

CoDMON(コドモン)

保育ICTシステム「CoDMON」(コドモン)を提供中のコドモンは6月24日、BABYJOBとユニ・チャームが実施している保育園向け紙おむつの定額制サービス「手ぶら登園サービス」とのシステム連携を7月1日より開始する。

今回のシステム連携は、園児ごとの紙おむつの管理、煩雑な現金のやり取り、新型コロナウイルス感染症拡大を防ぐための検温の連絡をはじめとする保護者とのコミュニケーションなど、保育士および保護者の負担をさらに減らす取り組みの一環。保護者はCoDMONアプリから「手ぶら登園サービス」を簡単に登録できる。

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BABYJOBとユニ・チャームの手ぶら登園サービスは、紙おむつを保育園などに直接届けるため、保護者は名前を書いて紙おむつを持参する必要がない。また保育園側も園児の紙おむつを個別管理する必要がなくなるため、保護者・保育園の双方の負担を削減できる。

また、保護者が買い物に出かける頻度を減らせるうえ、保育園などへの紙おむつの持ち込みを削減できるため、感染症対策として公立保育園などですでに利用されているという。

CoDMONは、保育園や幼稚園で働く先生と保護者向けの各種支援ツールをSaaS(Software as a Service)として提供するサービス。2020年5月末時点で、全国約5400施設、保育士約10万人が利用。全国26の自治体で導入済み。園児情報と連動した成長記録・指導案などを記録する機能、登降園管理、保護者とのコミュニケーション支援機能など先生の業務負担を省力化できる。

また、ベビーセンサーなどIoTデバイスとのAPI連携はじめ、園内ICT/IoT環境を統合管理できるソリューションを提供。保護者アプリでは施設との連絡機能のほか、こどもの成長管理や写真アルバム、保育料の支払い機能といったサービスを展開している。

コドモンでは、IoTメーカーやサービスベンダー、自治体、教育機関などがコドモン上でサービス提供を行うためのAPI連携機構「コドモンコネクト」を2019年1月にリリース。CoDMONのオープンプラットフォーム化を進めており、今後も各社・各機関と協力の上、事業者の課題やニーズに沿ったサービス展開を加速していく。

CoDMON(コドモン)

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