Wyzeが約5300円のワイヤレス屋外カメラを発売

シアトルに拠点を置くWyzeは近年、数多くのスマートホームガジェットを手頃な価格で発表したことにより、その名を馳せるようになった。同社は今やスマートプラグやロック、体重計やフィットネスバンドなどあらゆる製品を販売しているが、すべての始まりは20ドル(約2100円)のWyze屋内防犯カメラであった。それに続き同社は最新カメラであるWyze Cam Outdoorを発表し、今日から早期リリースで購入できるようになった。

スターターキットとベースステーションの価格は50ドル(約5300円)となっており、早期リリース期間後は追加カメラが1つ40ドル(約4260円)で購入できるようになる。これまでと同様、基本的な屋外防犯カメラ分野における競合他社の多くが打ち出している価格と比べ、Wyzeは同製品の価格の引き下げに成功している。

名前がほぼ全てを語っている。Wyze Cam Outdoorはライブストリーミングと録画用の20 fps 1080pカメラにIP65の防水性を備えており、オリジナルのWyzeカメラで見られたキューブ状のデザインを維持している。さらに、Wyzeアプリを介した暗視モードと双方向オーディオを搭載。オンデバイスストレージに加え、14日間分の無料クラウドストレージも提供している。そしてもちろん、標準のPIRセンサーを使用してモーション検出を行うための能力を備えている。

同類の製品と同様に本製品はバッテリーで動作するため、庭にケーブルを敷設する必要はない。同社によるとバッテリーは3〜6か月持続すると言う。

カメラは磁石で土台に取り付けることできる。しかしまずその土台を壁や天井、または庭のフェンスにネジで留めなくてはならないため、多少のDIYを行う必要がある。

ベースステーション自体は当然ケーブル接続されている(これにはWi-Fiサポートに加えて、イーサネットケーブルを接続するオプションが含まれる)。特筆すべき優れた機能として、ベースステーションにもSDカードスロットがあるため、そこにもビデオを保存するこができる。

2.3×2.3×2.8インチというかなり小さめのサイズであることから、同社はオフラインのトラベルモードという小粋な機能をソフトウェアに組み込んだ。同社によると、これにより旅行先でもホテルの部屋やキャンプ場などの滞在先を監視することができる。

サンプルを見る限り、同製品はかなり有能な屋外カメラと言えるが、ハードウェアに関しては大きな疑問が残る。アプリとカメラ上のモーション検出がどれだけうまく機能するかにも大きく依存している。今後2週間ほどでレビューサンプルを入手したら、また詳しく掘り下げてみようと思う。

それまで待てないという場合は、Wyzeのショップとアプリからスターターキットをご購入いただける。

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カテゴリー:ハードウェア

タグ:ガジェット カメラ

Image Credits: Wyze

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(翻訳:Dragonfly)


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