<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
いまだ在宅勤務なので日々、自宅作業をしているのですが、机が狭くいろいろなモノを置くと圧迫されるため、何かいい方法ないかと探していました。そんな時に思い出したのが、以前、会社近くの無印良品で見た「壁に付けられる家具」シリーズの棚。
「これを付ければ、すっきりするんじゃない?」と思い、早速ネットで購入しました。
せっかく配送されるならと、ワークスペースで使う「壁に付けられる家具・棚」(1990円)に加え、ほかの場所で使う「壁に付けられる家具・フック」(790円)、「壁に付けられる家具・3連ハンガー」(2990円)も併せて購入。
そのまんまですが、その名の通り壁に付けたら、思いのほかに快適になりました。
■インテリアのイメチェンも手軽
「壁に付けられる家具」シリーズは、オーク材のほかウォールナット材、タモ材(ミラー、フレームを除く)が用意されていますが、今回選んだのは明るめのオーク材。
デザインは至ってシンプルで、棚と三連ハンガーは直線の構成。フックは角丸の柔らかな曲線になっています。ほとんどのインテリアには合うのではないでしょうか。
■5分もあれば取り付け可能
内容物は、本体のほかに、専用固定ピンと専用フック、着脱用具が同梱。今回取り付ける3種類とも構成は同じです。
▲専用固定ピンを刺す時は、頭部にある△マークが上になるように
取り付けは、付属のピンで金具を固定するだけと簡単すぎ。こんなんで耐えられるのか不安になるレベル(もちろん問題ないのですが)です。まずはメインとなる棚の前に、石こうボードに三連ハンガーを取り付けて手慣らし。
1.「取付用ガイド」の紙を壁に貼る(サイズが大きい棚やハンガーのみ)。2.専用固定ピンを壁に刺し、専用フックを取り付けます(上写真の状態)。3.本体を専用フック金具に引っ掛けて完了です。ここまでわずか5分。一番時間がかかるのは、「取付用ガイド」の紙を水平に貼る作業です。
専用固定ピンは石膏ボード専用なので、ほかの壁の場合はネジで固定します。
さてメインの棚ですが、取り付ける壁は石こうボードではないので、「さら木ネジ」の2.7×20を使用。木ネジを使うと、なんとなく安心感もあります。
棚の取り付け方法も三連ハンガーと同じ、「取り付け用ガイド」の紙を壁に貼り付けてから取り付けますが、設置する際は、曲がらないよう注意が必要です。簡単に取り外せないネジを打ち込むので、水準器を使ってしっかり水平を取ります。
いよいよ「取付用ガイド」の紙を壁に貼って、専用フック金具を取り付けたのですが…。なんと、随分ずれてしまいました(涙)
やり直しが効かないので、左側を同じようにずらし、なんとか対応。
そして棚を装着すると…ちゃんと水平でホッとしました。水準器がない場合は、スマホのアプリを使って対応するのがいいかもしれません。
■机がスッキリ!想像以上のワークスペースが完成
今回はワイヤレススピーカーを置くのがメインの目的だったので、手持ちのスピーカーのサイズを調べてから購入したものの…。
なんとケーブルの位置まで考えておらず(本体背面下部の真ん中から電源ケーブルが!)、若干斜めに置かざろうえません。とはいえ、着座する方にスピーカーが向くので、強制的にベストポジションになりました!
机からスピーカーをどかしただけなのに、想像以上にスッキリしたし、音が下からではなく、上から聴こえるからこもり感もなく大満足です。
▲ワイヤレススピーカーではspotifyを聴いていますし、今どきCDを置くかは別ですが…
▲壁にいくつも棚を付けて、ちょっとずつ本を置くと飾りとしても良さそうです
棚は、幅44×奥行12×高さ10cmで、耐荷重は3kg。ちょっとしたモノしか置けませんが、そのちょっとしたモノを置けるのが最大のメリット。
例えば、CDなら1枚110g前後なので、CDのみなら約25枚。1冊450ページくらいの文庫本(上写真では一番左)が200g〜なんで、それよりも薄い本を含めると15冊程度は置ける計算です。
座った時にちょうどスピーカーが耳の高さに来る位置に取り付ける予定でしたが、きっちり測ってないので、想定よりも高くなりましたが、視線に入りにくいので良かったかもしれません。
上が机の上にスピーカーが置いてある状態、下が棚にスピーカーを置いた状態。どうでしょう? 棚がアクセントになって、見た目にもよくなりました。
しかもこのスピーカー専用のスピーカースタンドが定価1万3750円だということを考えると、その約7分の1で置き場を作れたのでお得感もあります!
今回は実用的に使いましたが、写真や絵画、フィギュアなどを飾るのもあり。シンプルなので、使い方は自由自在です。
■ちょっとしたモノをかけるのにぴったり!
棚と合わせてフックとハンガーを購入したのは、自宅にはそもそもフックがなく、バッグや服、帽子など、ちょっとしたものを引っ掛けておきたいと思ったから。
フックは、幅4×奥行6×高さ8cmと手のひらで握れるほどの大きさ。ちょっとしたお出かけの際に持ち出すウエストバッグなどを引っ掛けておくのに重宝します。
家の導線にフックと3連ハンガーを付けて、順番に取っていけば、忘れものがなくなるなと思いました。また衣類などは立体的に置くことで、風が通りやすく、これから湿度が高い季節にはいいかもしれません。
3連ハンガーは、幅44×奥行2.5×高さ10cm。服だけでなく、小物をかけておくのにも便利。なんといってもフックを収納できるのがポイントです。
* * *
使いやすさもさることながら、最大のポイントは、シンプルで悪目立ちせず、インテリアにすっと溶け込むこと。かゆいところに手が届くMUJIらしさ全開のアイテムといえます。
▲右の穴がしっかり刺してから抜いた穴。左が途中で抜いた穴。着脱工具が付属するので、専用工具は簡単に抜けます
簡単に取り付けられ、手軽にインテリアの模様替えもできて便利! コーナー棚や1マスなど、別のアイテムも欲しくなりました!
とはいえ注意点が2つ。専用ピンを抜いた後の穴は目立ちにくいですが、ないわけではありません。また、日当たりのいい場所に棚を設置した場合、取り付け痕が残ると思うので、ちゃんと理解してから導入するのがいいでしょう。
写真・文/澤村尚徳<&GP>
- Original:https://www.goodspress.jp/reports/306519/
- Source:&GP
- Author:&GP
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