データ分析サービスを提供する株式会社キーウォーカー(以下、「キーウォーカー」)が、新たなサービス「KW Data Aggregation」を開発した。膨大なデータの集計業務を自動化し、手作業による事務処理ミスを防ぐものとなっている。
集計業務における新たなソリューション
新型コロナウイルスの影響を受け、給付金申請の処理業務にあたる行政機関のニュースが多くなった。そのような業務においては、大量のデータを人力で集計するため、ミスや遅延の発生が問題になりがちだ。
一方で、定型業務の自動化を行うRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ツールなどを導入した企業は、莫大なランニングコストという課題を抱えていた。
そこでキーウォーカーは、ビッグデータソリューションにおける同社の知見を活用し、集計業務の自動化をコストカットとともに実現できる「KW Data Aggregation」を開発した。
「KW Data Aggregation」の特長とは
「KW Data Aggregation」のデータ収集エンジンは、数百のデータ収集アプリケーションを自律的に運用管理している。これにより、FAX(OCR)やExcel、あるいはCSVやPDFなど、多様な形式のデータの一括管理を可能とした。
さらに、データ量に応じてサーバリソース量を自動調整する仕組みを構築。集計業務に必要な最低限のリソースのみで運用を行うため、パフォーマンスを維持したままで大量のデータをリーズナブルに処理できる。サービスをすでに導入したユーザーの中には、従来のRPAアプリケーションを用いたデータ集計業務の置きかえにより、運用コストを5分の1以下に圧縮した事例もあるという。
「KW Data Aggregation」は、膨大なデータを取り扱うシーンが増えた現代社会において、心強い味方となってくれそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/129562
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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