ピュアな音を追求している米国のワイヤレススピーカー開発のスタートアップが新製品を発表した。今度はガラス製の振動板を採用し、定重音を思い切り楽しめる「Upstage180」。
フラットなデザインで、壁にかけて部屋に馴染ませることができ、かつライトも搭載している。
原音に忠実に
開発元によると、フラットなガラス製ウーハーを採用したスピーカーは世界初とのこと。ウーハーのサイドにはカーボンファイバー製の振動板2つも備えている。わずか0.2ミリという薄さながら、素早く音のウェーブを作り出すことができる。
パワフルでソリッドな低音は60Hzに達し、原音に忠実にリアルな重低音を楽しめるという。
Upstage180は1台でも使えるが、2台あるとそれぞれから左右のチャンネルを流すことができ、より立体的なステレオサウンドになる。
環境音でリラックス
また、他のスピーカーにはない機能として、Upstage180のアプリには環境音が用意されている。これはユーザーの状態に応じて「正しい環境」を作るためのもので、たとえば森林や鳥のさえずりの音、40Hzという低周波の潮流による深海のサウンドエフェクトなどがある。
平らなデザインなので、テーブルなどに置くだけでなく壁にかけて部屋に馴染ませることができるのもポイント。LEDライトも搭載していて、リビングルームや寝室で柔らかな光と音楽で落ち着きたいというときに重宝しそうだ。
その他スペックはというと、周波数レスポンスは60~2万Hz、正面1メートルの距離での最大音圧レベルは95dBとなっている。サイズは180×180×34ミリ、重さ1.6キロだ。
Upstage180は現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開中。すでに目標額は達成し、今なら315ドル(約3万4000円)の出資で入手できる。出資は8月13日まで受け付け、今年10月にも発送が始まる見込みだ。
- Original:https://techable.jp/archives/130077
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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