株式会社JX通信社(以下、「JX通信社」)は、画像・動画コンテンツの自動生成システム(以下、「自動生成システム」)を、横浜FCの公式Twitterアカウントに提供した。これにより、同クラブのサポーターに向けたコンテンツ配信が強化される。
Twitter上のコンテンツがパワーアップ
JX通信社の自動生成システムでは、同社のニュースエンジン「XWire(クロスワイヤ)」を活用。試合前のスターティングメンバー紹介や、試合中の選手交代、あるいは試合後のスタッツといったコンテンツが瞬時に自動生成される。生成されたコンテンツは、試合の動きに応じて即座に配信できる。
また、コンテンツ自体がパワーアップする点も見逃せない。従来、ゴールの瞬間や選手交代時のツイートは文字のみとなっていたが、システム導入後は画像や動画などのリッチなコンテンツで配信できるようになる。
なお、湘南ベルマーレも同じシステムを採用しており、公式Twitterアカウントのフォロワーを4倍に増やしたとのこと。
SNSの活用が活発化する予感
新型コロナウイルスの影響を受け、Jリーグの試合は無観客の「リモートマッチ」として開催。スタジアムにサポーターが入れないため、インターネットなどを通じて試合の臨場感を伝えることが重要になっている。そこで、横浜FCはSNSでの試合実況に注力すべく、前述の自動生成システムを導入した。
ヨーロッパでも似たような試みが見られ、SNSをサポーター獲得のツールとして用いるプロサッカーチームは多い。スタジアム観戦が制限されてしまうwithコロナ時代において、スポーツシーンでのSNS活用はますます活発化しそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/130243
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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