シャープ株式会社(以下、「シャープ」)が、同社のコミュニケーションロボット「ロボホン」を活用した「AI教育パック」の販売をスタート。教育機関や自治体などの法人を対象としている。
また、個人も申し込めるオンライン授業サービスを、クラウドファンディングサイトのMakuakeにて販売する。
楽しく遊びながら学べる教育パック
「ロボホン」はシャープが2016年に発売したコミュニケーションロボットで、サイズ(身長)は約20センチとコンパクト。音声コミュニケーションに対応していることや、サーボモーターによるなめらかな動きがセールスポイントだ。
同ロボットを活用した「AI教育パック」には、AI教育ツールの「ロブリック」や「A3RT(アート)」に加え、計8コマの授業カリキュラムも含まれる。対象として法人を想定し、オープン価格で販売を行う。
「ロブリック」を使えば、「ロボホン」の動作や対話プログラムを簡単に作成でき、楽しく遊ぶような感覚でプログラミングを学べる。そして「A3RT」では、「ロボホン」への質問に対してクラウド上のAIが返答を自動生成。これにより、AIとの対話を体験することができる。
Makuakeのプロジェクトは個人利用も可能
「AI教育パック」の発売とあわせて、Makuakeでのプロジェクトもスタートした。「ロボホン」の貸し出しとオンライン授業をセットにして出資を受け付けており、個人での利用も可能となっている。
料金は1万6,500円(税込)で、「ロボホン」を活用しながら計5コマのオンライン授業を受けられる。プロジェクトは7月24日に終了するため、興味を持った場合は早めの申し込みがおすすめだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/130222
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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