個性派好きにはたまらないローラー式時計にレトロなカラバリが登場

ファッションにおいて、かつての流行したデザインが時代を経て再び人気を博すことは良くあります。かつて世界が宇宙開発に沸いていた1970年代、多くの時計メーカーがその時代を反映した斬新なデザインの腕時計の開発に力を注いでいました。数字が印字されたディスクを水平回転させて時刻を表示する機械式腕時計は注目を集めていましたが、特に話題となったのが1974年のBaselWorldで発表されたローラー式の腕時計。車のメーターや飛行機の計器のようにローラーを縦に回す仕組みは画期的で話題を呼びました。

そうしたローラー式腕時計が50年近くの時を経て2018年にピークスが再開発。現代の最新技術により、個性的なローラーデジタルウォッチ・FUTURE FUNK(フューチャーファンク)として蘇り人気となりました。その新モデル「FUTURE FUNK FF105シリーズ」(各1万780円)が8月上旬に販売開始となります。現在、BEAMSと公式オンラインサイトにて予約受け付け中です。

2018年12月のローラー式腕時計モデルの発売から早1年半。今や日本国内だけでなく、世界各国に熱心なファンをもつFUTURE FUNKの新モデルは、1970~1980年代のレトロカラーをコンセプトにしたプラスティックモデルとなっています。

カラー展開は、マスタード、ライトグレー、オリーブ、ネイビーの全4色。試作を何度も重ねており、今なおコレクターズアイテムとして多くの人々に愛される1970~1980年代当時の置き時計やインテリアグッズ、クラシックカー、イタリアンバイクなどの色合いをヒントに色を調合しています。

また、「FF105シリーズ」のもうひとつの特徴は、世界の主要都市名がプリントされたインナーリング。1970年代に海外旅行が一般化し始めた際に、スイス時計業界で流行したパーツで、当時の雰囲気をそのままにあしらいました。腕時計のベゼルや文字盤に都市間の時差がわかるよう時差表を施したデザインとなっています。

ケースにはプラスティック素材を採用することで、従来のステンレススティールケースに比べて約25%の軽量化に成功しています。また、柔らかいポリウレタン製のベルトは着け心地が良く、より楽しくカジュアルにレトロなローラー式腕時計を楽しめます。

この夏はレトロな雰囲気が満点のローラー式腕時計で、腕元を個性的に彩ってみましょう。

>> FUTURE FUNK

<文/&GP>

 

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