クリア電子株式会社は、ペーパー電池を使った温度計「ClearKeep」を発表。クラウドファンディングサイトのCAMPFIREにてプロジェクトを開始した。
ペーパー電池の活用により、0.8mmの薄さを実現
ClearKeepでは、ペーパー電池とNFC通信を活用。スマホと連動して温度記録を行う、非接触型の温度計となっている。
ペーパー電池こと「プリンテッドフレキシブルバッテリー」は、高度な基盤プリント技術を用いて、最新のナノ素材を紙やフィルムにプリントしたバッテリーだ。これにより、ClearKeepはわずか0.8mmの薄さを実現した。
使用にあたっては、専用の除湿クリアケースからClearKeep本体を取り出して、温度を測りたい場所に設置する。たとえばジャケットの内ポケットに入れた場合、衣服内の温度を計測できるという。その後、スマホアプリと連携することで、温度変化の把握が可能になる仕組み。
クラウドファンディングプロジェクトを開始
ClearKeepは現在、CAMPFIREにて出資を受け付けている。通常の販売価格は1個3,289円(税込み)だが、早期購入によるディスカウントを適用すれば、20%オフの2,631円(税込み)で購入可能だ。
プロジェクトの開催期間はあと1カ月ほどで、商品の発送開始は9月中旬を予定。10月に商品が手元に届くようなスケジュールとなっている。
また、一般販売として、9月第1週に一部店舗で先行販売が実施されるとのこと。10月以降は多店舗展開も行われるようだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/131918
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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