ポートがUSB-Cに集約されたラップトップPCを愛用する人にとって、拡張性を確保するのにマストなアイテムがUSB-Cハブだ。1カ所でさまざまなデバイスをつなげられる。
そのハブにスマホワイヤレス充電機能を持たせたタイプが登場した。米ロサンゼルスのスタートアップが開発した「Fophie Pro」だ。
15Wで急速ワイヤレス充電
Fophie Proはスマホスタンドのようなデザイン。実際、立てかける部分の角度が調整でき、スタンドとして使える。スマホの背面が接する部分にワイヤレスチャージャーが内蔵されていて、出力は最大15Wと急速充電に対応する。
ビデオコールはバッテリーの消耗が早いが、スタンドに立てかけてコールしながら充電もできるのは便利だ。ちなみに、スマホは縦横どちらの位置にも設置でき、スタンドをフラットにしてAirPodsなどのワイヤレスイヤホンを充電するという使い方もできる。
コンパクトながら7-in-1
充電機能に加え、Fophie Proのベース部分には計7つのポートが搭載されている。内訳はというと、USB 3.1とUSB Type-Cが各2つ、HDMI、TFカード、SDカードのスロットが1つずつ。
USB 3.1のデータ転送は5Gbps、HDMIの出力は1080p@60Hz。メモリスティックやSDカードに入っているデータを読み込んだり、ラップトップPCの映像をモニターに出力したりといった作業もスムーズにできる。PD出力は最大70Wだ。
サイズは120×66×18ミリ、重さ220グラムとコンパクトなつくりなので、バッグにもしのばせられる。
Fophie Proは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中。すでに目標額を達成し、現在69ドル(約7400円)の出資で入手できる。出資は8月6日まで受け付け、今年9月にも発送が始まる見込みだ。
- Original:https://techable.jp/archives/131071
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:mizoguchi
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