アメリカ・アラバマ州にあるトロイ大学が3Dプリンティング関連講座を開設することを発表した。
包括的な知識や技術を学ぶ
講座は今年秋の新学期からスタート。3Dプリンティング業界で求められる、デザインやプロセスマネジメントなどの知識やスキルを学ぶことができる講座になっている。持続可能な材料、革新的な思考、問題解決に焦点を当てた創造的で産業的なカリキュラムを用意しているという。
講座は、同大学のFrank Marquette教授が監修。同教授は、プロダクトデザイナーとして25年のキャリアを持ち、3Dプリンティングに関しても豊富な経験を持つ。同氏は、3Dプリンティングの現状について「第4の産業革命が起こっており、3Dプリンティングはその中心にある」と語っており、講座の中では、巨大なプロダクトの3Dプリンティングによる制作を行うことを明らかにした。
企業との共同プロジェクトも
同大学は、イタリアの3DプリンターメーカーのWorld’s Advanced Saving Project(WASP)と共同でプロジェクトも実施。3Dプリンター用リサイクル素材の研究開発プロジェクトなどもスタートしており、同大学は、アメリカで最初のWASPハブにもなっている。Frank Marquette教授は、今後も提携して様々な取り組みを通じて国際的にも協力していくとコメントしている。
アメリカではすでに多くの大学が秋学期にオンライン授業を実施することも発表しているが、同講座は、コースはオンラインと対面授業の両方で提供されるとのこと。
- Original:https://techable.jp/archives/131920
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:kawaguchiasuka
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