AIを活用した芝刈りロボット「Toadi」のプロジェクトが、海外クラウドファンディングサイトのKickStarterに掲載中。当初の目標額を大幅に上回る出資を集めている。
4KカメラとAIを活用し、自律走行できるロボット
芝刈りロボット「Toadi」は、4KカメラとAIを活用して自律走行を行う。走行経路にあるものを「不自然なもの」と認識した場合は、それを回避しながらスマートに芝刈りを行ってくれる仕組みだ。
シンプルでかわいらしいデザインも魅力的。芝刈りを終えたり充電が必要になったりすると、充電ドックに自動で戻る機能を備えており、ロボットとはいえ感情移入して「えらい!」と拍手を送りたくなる。
「Toadi」が芝刈りを行うにあたって、ガイドワイヤーやGPSは使わない。地形によっても異なるが、最大でおよそ2,400平方メートルの範囲の芝を刈ることができるようだ。
数多くのテストを経て、KickStarterに登場
同製品に関しては、2019年に150の庭でアルファテストが行われ、今年になってから500以上のベータ版が投入されたという。今回のKickStarterにおけるプロジェクトにより、正式な製品として世に出る形となる。
プロジェクト終了日は今月25日で、ヨーロッパ地域の一部やアメリカが発送の対象となっている。広大な庭が少ない日本において「Toadi」が活躍するシーンは多くなさそうだが、そのコンセプト自体は非常にユニーク。将来的に「Toadi」のようなロボットが続々登場すれば、私たちの生活はより便利になりそうだ。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/132087
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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