全国渡り鳥生活倶楽部株式会社が、「wataridori」のサービスを本日から開始した。同サービスを通じて、全国のさまざまな地域における生活体験を提供していく。
バラエティ豊かな住宅を1カ月単位で貸し出し
wataridoriは、全国の優良住宅を借り上げて「渡り鳥ハウス」と呼び、それを1カ月単位で会員に貸し出すサービスだ。それぞれのオーナーの承諾を得て、ノスタルジーあふれる古民家や大草原の中の一軒家など、バラエティ豊かな住宅を用意した。地方での生活をすぐにスタートできるよう、すべての住宅に家具や家電などがそろえられている。
サービスはサブスクリプション方式で、「基本プラン」における入会金が5万円となっている。そのうち、渡り鳥ハウスを通年で利用可能な正会員の場合は、月額15万円の利用料が必要。それに対してシーズナル会員では、料金が月額5万円となる代わりに、利用期間が1年のうちの3カ月間に制限される。
新しい「ふるさと」をつくるきっかけに
地場産業や農業などを学び、実際に働く「生活メニュー」も用意されている。たとえば岐阜県の高山市にある渡り鳥ハウスを選択した場合、「高山の大地で育てるレンコン栽培」というメニューが体験可能になる。レンコンの植え付けから収穫までを、地元の農家の人と一緒に行えるようだ。
wataridoriは、地方における生活体験の提供を通じて、利用者にとっての新しい「ふるさと」づくりをサポートする。渡り鳥ハウス500棟と会員数1,500人を5年後の目標に掲げ、今後も事業を拡大していくとのこと。
(文・早川あさひ)
- Original:https://techable.jp/archives/132326
- Source:Techable(テッカブル) -海外・国内のネットベンチャー系ニュースサイト
- Author:早川あさひ
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