VR空間を活用!住宅展示販売プラットフォーム「VR建築展示場」が登場

株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下、C&R社)の建築グループは、VR住宅展示販売プラットフォーム「VR建築展示場(XR EXPO)」を開発。同プラットフォームを住宅事業者向けに提供する。

VR空間を活用したプラットフォーム

VR建築展示場は、その名の通りVR(仮想現実)空間を活用したプラットフォームだ。住宅の設計から営業、販売までがオンライン上で完結する。

写真や設計図面、パースなどに基づいて、高精細な3DCGデータを制作することが可能となっている。また、自由度の高い動きを実現する「6DoF」に対応。これにより、臨場感と没入感のある体験を顧客に提供できる。

さらに、別々の場所にいる複数の人間が、VR空間内の同じモデルハウスにアバターとして入り込み、音声によるコミュニケーションをとることも可能だ。営業担当者と建築士が外装に関して打ち合わせを行うなど、活用方法は幅広い。

住宅事業者にもたらすメリットとは

VR建築展示場が住宅事業者にもたらすメリットは多い。まず、実際のモデルハウスの建築費用や出展料など、運営コストを大幅に圧縮できる。

そして、離れた場所にある複数のモデルハウスをVR空間内の決まったスペースにまとめることで、自社専用の住宅展示場を作ることができ、効率的な顧客案内を行える。

12月1日のグランドオープンに向けて、C&R社はVR建築展示場内で約200棟のモデルハウス建設を計画中。将来的には1,000棟超のデータを集積することにより、国内最大の建築展示場を目指すとのことだ。

PR TIMES

(文・早川あさひ)


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