iPhone SE(第2世代)の大成功によって、Appleが廉価版iPhoneの製造に前向きな姿勢を示すとの見方は少なくありません。5G非対応の廉価版iPhone12が2021年春に登場するのではないかといった観測が新たに浮上しています。
根強い5G非対応モデル登場説
2020年9月に発表予定のiPhone12シリーズは、4種類のうち全モデルが5Gに対応すると言われていますが、先進国内でも本格的に5G通信が浸透しているわけではありません。そのため、一方で安価な5G非対応モデルが別に登場するのではないかとの指摘が根強く存在します。
例えば、2019年末にRosenblatt証券が4G限定モデルと5G対応モデルを合わせて最大6モデルが出ると予測したほか、先日もiPhone12のベーシックモデルに準拠した4G限定モデルが登場するとの観測がリーク情報として浮上しました。こうした流れを汲む形で、廉価版となる「iPhone12e」が2021年3月にリリースされるとの観測が登場しています。
iPhone 12e – coming March 2021
(Name not confirmed)
– LCD 5.4", 6.1’’
– 4G (LTE)
– FaceID
– A14 Bionic
– 4GB RAM
– Dual 12MP Camera
– 5.4"- 549$, 6.1’’- 649$– Concept designer: @aaple_lab
– Source: @aaple_lab, @omegaleaks
– Tags: #Leaks #Concept #IPhone12 #AppleTV #TV6 pic.twitter.com/oHK3npVJlS— Apple Lab (@aaple_lab) July 24, 2020
リーク情報を報じたApple Labによれば、iPhone12eは仮称に過ぎないものの、生体認証はFace ID、内蔵メモリは4GB、チップはA14 Bionic、1,200万画素のデュアルカメラ搭載で、液晶ディスプレイ(LCD)採用の5.4インチモデルと6.1モデルが登場見込みなのだそうです。また価格については、5.4インチモデルが549ドル(約57,800円)、6.1インチが649ドル(約68,300円)となっています。
廉価版iPhoneには前向きのはず
iPhone12eの真偽は不明ですが、Appleが秋以外にも廉価版iPhoneを何らかの形でリリースしてくる可能性は低くありません。
というのも、チップこそA13でiPhone11シリーズと同じものの、それ以外はiPhone8といっても差し支えないiPhone SE(第2世代)の成功によって、廉価版iPhoneを市場にタイミングよく投下すれば、ローエンド〜ミッドレンジ市場の開拓や、長らく古いモデルを使い続けていたiPhoneユーザーのアップグレード促進ができると実証されたからです。
また、新たに組み立てサプライヤーとして仲間入りを果たす中国Luxshareが、2021年に登場する300ドル(約32,000円)ほどの“超廉価版”iPhoneを請け負うのではないか、との観測も存在します。
Source:Twitter-Apple Lab via MyDrivers
(kihachi)
- Original:https://iphone-mania.jp/news-303452/
- Source:iPhone Mania
- Author:iPhone Mania
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