【特集】家キャン&ファミキャン人気ギア大全
自宅のベランダや庭は、少々狭くても見上げれば空が広がる一番身近なアウトドアフィールド。 自慢のキャンプギアで、自分らしい男前なキャンプ場を作ればわざわざ遠くにいかなくてもリフレッシュできる!
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■燃焼系ギアの使用は十分注意しよう
「狭いベランダや庭であっても、日差しを浴びるだけでリフレッシュできます。僕もステイホーム期間中はウッドデッキで読書やストレッチをして気分転換を図ったものです」と語るイベントプロデューサー・沖田雅生さんに、マイキャンプ場=ベランピングを彩るおすすめギアを聞いてみた。
「空を見上げて昼寝ができるハンモック的なチェアがあると最高。広さにゆとりがある庭なら自立式の日よけで気分をあげたいところ。気をつけたいのが燃焼系のランタンやバーナーです。マンションの規約で禁止されている場合が多いので、調理はキッチンで。ランタンも屋外ではありますがLEDにするほうがトラブルになりませんよ」
沖田雅生さん
キャンプ雑誌編集長を経て、現在は都市型アウトドアイベントの草分け「アウトドアデイジャパン」実行委員長ほかアウトドアイベントのプロデューサーとして活動。
■ボトル
保冷力に優れたグッドルッキングなものを
保冷力抜群のボトルが手元にあればいちいち氷を補充するためにキッチンに出向く必 要はない。ビール派は、炭酸のシュワシュワに対応するグロウラーを選ぼう。
1. 極上の保温&保冷力を誇る男前な真空ボトル
スタンレー
「クラシック真空ボトル 1.9L」(7600円/税別)
保冷力・保温力の実力は十分。キャンプやベランダで家族といっしょに使い、いずれ思い出とともに子や孫へ譲ることができますよ(沖田さん)
1913年生まれ、世代を超えて使えるタフさも兼ね備えた伝統の真空ボトル。飽きのこないデザインで、保冷力よし(69℃以上10時間、8.2℃以下6時間)。内蓋もシンプルで洗いやすい。これひとつあるだけでテーブルの上が引き締まる。
2. カラバリ豊富で自分の色を選ぶ楽しみあり
ハイドロフラスク
「ハイドレーション 16oz タンブラー」(3800円)
コロナ禍で、家族であっても食器を共用しないのがお約束。これはカラバリ豊富で、自分の色を決めれば間違って使うのを防げますよ(沖田さん)
ステンレスを二重にした真空断熱構造でキャップもハニカム構造を採用し、保冷力よし。持ち手はないがスリムなデザインのため片手で持ちやすいのも特徴だ。カラーはコバルトのほか、オリーブ、ブラックなど全8色。
▼ワイン、ビール専用のボトル&タンブラーも!
ハイドロフラスク
「64oz グラウラー」(9350円)
「10oz ワインタンブラー」(4180円)
▲(左)「64oz グラウラー」(右)「10oz ワインタンブラー」
ハイドロフラスクではワインの香りを楽しむワインタンブラー、炭酸飲料に対応したキャップ構造のグラウラー、ロックグラス風タンブラーなど飲み物にあったボトルをラインナップ。 好きな飲み物にあわせて選ぼう。
■クーラーボックス
保冷力の高いクーラーでビールをすぐそばに
キッチンに冷蔵庫があるのでゴツい保冷力自慢である必要はない。ソフトクーラーでもいいが、ハードクーラーであればふたに小物をちょい置きできるので狭いベランダで重宝する。
3. ベランダが華やぐ空色クーラー
コールマン
「54QT 60TH アニバーサリー スチールベルトクーラー(ターコイズ)」(2万6800円)
1泊2日のキャンプなら十分ともいえる保冷力。色とデザインもステキで、ベランピングの主役を張れます(沖田さん)
コールマンのロングセラー、スチールベルトの60周年記念モデル。明るい空色でその場を華やかに彩る。容量51リットルでペットボトルを立てていれらるのも◎ ボディ前面にボトルオープナーが付けられているので、小型瓶ビール派も心配なし!
■タープ
ベランダ&庭のサイズを知りしっかり固定できるものを
自立式の小さなテントやタープならペグなしでも設営可能。ベランダや庭に無理なく置けるサイズかを確認しよう。オープンタープなら手すりを使って固定してもいい。
4. テントみたいな三角屋根でキャンプの雰囲気アップ
ラ・タント・イレーズ
「ナンバーワン イル・ドーユー MT」(4万2000円)
三角屋根のテントがかわいく、気分をあげてくれます。フランスらしい5色展開でどれを選んでも青空に映えそう(沖田さん)
フランス・パリ発のライフスタイルブランドが送り出すテントみたいな小さな日よけ。 MTは215×195×H215cmなので大人が2〜3人で寝転べる広さだ。ひとまわり小さなPT(3万5000円)MINI(2万円)もあるので広さに応じて選びたい。
■テーブル&リラックスチェア
幅狭めのテーブルと空を見上げられるチェアを
広さが限られたベランダ&庭だから、テーブルは幅が狭いものを選択。その代わり、チェアは脚を伸ばしてリラックスできるものを選びたい。背を倒せるものがベストだ。
5. チェアまでセットになった本格テーブルでめちゃオトク
テントファクトリー
「ラウンジャー&テーブル 3点セット」(参考価格:1万6500円/税別)
雰囲気のいいチェアとテーブルのセットでコストパフォーマンス良好。チェアの背もたれはカラバリ豊富で、男前なベランピングを目指すならカモ柄がいいアクセントになります(沖田さん)
ナチュラルな雰囲気を生み出すウッドロールテーブルが人気だが、こちらは41.5×76×H26.5cmというスリム設計で、狭いベランダにも置きやすい。しかも、2枚の板を組み合わせるだけのチェア2脚付き。背もたれが大きく後傾しているので、リラックス度が高い。
6. オートリクライニング機能でハンモックっぽい座り心地
ニーモ
「スターゲイズリクライナー ラグジュアリー」(2万3500円/税別)
シンプルな構造ですが、安定感があり安心して身体を預けられます。ヘッドレストの高さ調節ができるのも気が利いています(沖田さん)
背もたれに身体を預けると、自然にリラックスできるポジションに傾くオートリクライニング機能付き。ハンモックみたいな座り心地で、一度座ると立ち上がれない魔性の椅子だが、スマホが入るポケット、カップホルダー付きなので長時間座ったままでも快適だ。
7. 背もたれは無段階で調整可能、昼寝だってできる!
コールマン
「インフィニティチェア」(9980円)
幅広でリラックス度満点。ふわっとした座り心地が眠りを誘います。夜は星空を眺めてぼんやり過ごすのもステキ(沖田さん)
無段階で好きな角度にリクライニングできるチェア。目一杯倒すと166×69×H76cmでしかも枕付き。まるでハンモックに寝転んでいるような気分に浸れる。座面の生地はゴムでつながっており、独特の浮遊感が特徴。長く座って(寝転んで)いても疲れない。
8. チェアにもハンモックにも!お好みでトランスフォーム
ロゴス
「3WAY スタンドハンモック」(2万7200円/税別)
3通りに変化するというのが男ゴコロをくすぐる。ベアリング式フックで自然な揺れを体感できます。しかもクッション付き!(沖田さん)
スタンドの角度を変えることでハンモック、ハンモックチェア、ハンガーラックに変身するユニークなギア。キャンプ場やベランダでくつろぐほか、自宅リビングでは気に入ったジャケットやパックをかけて見せる収納にも使える。 耐荷重目安は100kg
9. 熱々のダッチオーブンをそのまま載せられるロングセラー
ユニフレーム
「焚き火テーブル」(7900円)
バーナーや熱い鍋を載せても焦げ付かないこのテーブルは、キャンパーのマストアイテム。昨年、1.6倍のサイズのラージも登場しました(沖田さん)
55×35×H37cmというコンパクトサイズのテーブル。熱に強い天板なので、キッチンで煮込んだダッチオーブン料理をそのまま置いても問題なし。脚をはずしてテーブルに置いて鍋敷き代わりにしてもいい。キャンプでは複数並べて使う猛者も少なくない。
<取材・文/大森弘恵 写真提供/沖田雅生>
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- Original:https://www.goodspress.jp/features/312378/
- Source:&GP
- Author:&GP
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